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“ドラゴンクエスト”に“すぎやまこういち”あり(2017/2/3)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2017年2月3日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。





第3位【 ラフタ 】

TBS系列で放送のテレビアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場するキャラクター。ラフタの衝撃的な死に方が、「仁義なき戦い」の松方弘樹さんに似ているというツイートが話題を集めました。




第2位【 耳をすませば 】

27日、日本テレビ系列のテレビ番組『金曜ロードSHOW!』で「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」に続いて「耳をすませば」がテレビ放映されました。






第1位【 地震 】

28日、秋田県内陸南部で震度3を観測する地震がありました。




この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、5位にランクした【 ドラクエ 】、そして11位にランクした【 題名のない音楽会 】です。スクウェア・エニックスの大人気RPGゲーム「ドラゴンクエスト」。30周年で盛り上がる中、29日、テレビ朝日系列のテレビ番組「題名のない音楽会」で吹奏楽によるドラゴンクエストの音楽会が放映され話題となりました。まさにゲーム音楽をメジャーにした歴史的ゲームでもあります。









◆街の声

「ドラクエは昔から、小さい頃からやっているゲームなんですけど、大人になった今までも楽しめる作品ですし、今後のシリーズも楽しみです。やっぱりあの音楽は頭に残りますし、音楽だけでゲームタイトルが思い浮かぶ、影響力ってすごいなと思います」(男性)


「はい、知っています。高校生の時、友達と一緒に遊んで楽しかったです。武器がカッコイイと思います」(男性)


「30周年おめでとうございます。ドラクエは小さい頃にやっていました。ドラクエと言ったらあのテーマソングで、すごく耳に付きやすい音楽だなと思います」(女性)


「そんなに特別好きって言うわけではないですけど、あの曲だけは好きですね」(男性)






◆ドラクエを知らなくても知っている

速水 1986年に発売された第1作目のドラゴンクエストをリアルタイムでプレイした世代なので、街の声でインタビューに答えてくれた方々よりも長い間遊んでいると思います。ドラゴンクエストのメインテーマ曲が流れただけでタイトルがぱっと思い浮かびます。ちなみに万里恵さん、ドラクエは?


高橋 私はそんなに詳しくないんですよ。でも、ドラゴンクエストのメインテーマ曲はもちろん知ってます。


速水 ドラゴンクエストを詳しく知らなくても、この音楽は知ってますよね。1986年に第1作目が発売します。その頃のファミコンは8bitで、今の技術と比べるとまだまだ相当黎明期で本当にゲーム初期・ファミコン時代ですからね。当時のゲーム音楽は、同時に使える音の数が限られていたので、複雑なメロディーやリズムが流れるモノや、和声であるとか、そういった表現はなかなか出来ませんでした。そこで、みんなに耳馴染みのあるクラシックの曲を非常に簡単に単純にアレンジして使っていました。それを変えたのが、ドラゴンクエストと言ってもいいと思います。


ドラゴンクエストの音楽を担当されている、すぎやまこういちさんは、元々テレビ番組を制作していたり、グループサウンズ時代には作曲家だった方です。当時、ものすごくゲームが好きでした。その当時のゲーム音楽の制作は専属の方はほとんどいないような状態でしたので、プロの音楽家にゲーム音楽を作らせるというのは非常に揉めたという話があります。ゲームデザイナーの中村光一さんは「ゲーム好きでゲームに理解がないと、ゲーム音楽は作れない。」と主張していたら、どうやらすぎやまこういちさんはゲーム好きと言う事で、会いに行き、仲良くなったという話があるとか。(笑)


ドラゴンクエストのメインテーマ曲は、ものの5分で作ったという伝説があります。それが30年にも渡って、みなさんの耳に残っていて、交響曲として演奏しても全くおかしくないというのは、本当に奇跡です。1980年代当時ですでにベテランのすぎやまさん、僕は、ザ・タイガースのシーサイドバウンドが印象に残っているんですけど、60年代の音楽家が現在まで現役で今なお新作の音楽を手がけているというのは本当にすごい。ドラゴンクエストを作っている人はプロデューサーや偉い方以外はほとんど変わっていると思います、プログラムなんかも全くの別物を使って作っていると思います。その中で音楽は変わらずすぎやまさんが作っている。しかも、新作が出る度に新曲を作らないといけないので非常に大変だと聞いています。ひとりの音楽家がひとつのゲームシリーズの音楽を全部担当しているというのは本当にすごい事です。そして「最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家」として、ギネスブックにも載りました。ひとつのゲームが30年続くのも奇跡ですが、すぎやまさんの記録も超えられない記録になりそうです。


ドラゴンクエストが今後どれだけ続くのかはわかりませんが、自分の世代がどこまでゲーマーとしていられるのかを、ドラゴンクエストと共に生きていきたいと思います


高橋 速水さん、今日もアツかったですね。


速水 はい、ファミコン黎明期からやっている世代なのでゲームはやっぱりアツくなっちゃいますね。


高橋 紅白、ジブリ、と続いて次はゲームと…。


速水 そうそう、そろそろクールダウンするテーマ見つけないとね。(笑)


高橋 そうですね、見つけましょう。(笑)






◆シーンを再現したり、思い思いのモノでドラクエ愛














◆スタッフの細かな仕込みに賞賛の声が多数