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国際中医薬膳師・大友育美さんがおすすめする 【 ごちそう攻めの胃腸をいたわる食材 トップ3 】(2019/1/3)

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木曜日は、「カルチャー」


三が日も最終日。年末年始、忘年会からの流れで、毎日ごちそう攻め…という方もいらっしゃると思います。
ヘビーな食事が続くと、胃腸の調子が落ちてしまい、その結果、風邪をひきやすくなったり、体調も崩しがち。
今回は、フードコーディネーターで、国際中医薬膳師・大友育美さんがおすすめする
【 ごちそう攻めの胃腸をいたわる食材 トップ3 】をお送りします!
まずは、そのトップ3を紹介していきましょう!



第3位 『 カブ 』

第2位 『 カボチャ 』

第1位 『 イワシ 』

中西:おぉ、このようなランキングなんですね。
フードコーディネーターで、国際中医薬膳師・大友育美さんに詳しく伺っていきます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


大友さん:おめでとうございます。よろしくお願いします。


中西:僕も、忘年会から新年会まで繋がっていますけども(笑)。ラジオを聴いてるみなさんも結構、「あぁ内臓疲れてるな…。」と思っている方もいらっしゃると思います。


大友さん:はい、胃腸が大変疲れている季節だと思うんですけど、消化器官である『脾』を労わるというのが薬膳の大切なテーマのひとつなんです。エネルギーを消化吸収によって作り出して、体の中に必要なエネルギーを全身に巡らせて体と心を元気にするという役目があります


中西:それが『脾』なんですね。では、食材トップ3をおさらいしましょう。
まずは3位の『カブ』は?


大友さん:消化不良やげっぷ、吐き気などを改善してくれて、お腹を温めてくれますので、胃が痛いとか、胃がもたれる、あとは、便秘にも効果的です。


中西:うまく使う方法はなにか具体的にありますか?


大友さん:大根のおろしは、この時期ですと胃を冷やしてしまいますので、カブおろしなんていうのもいいかなと思います。


中西:カブをおろしに使うんだ!?鍋もそれが良いかもですね。ポン酢にカブおろしを入れて食べたりね。これはいいと思う!
そして2位の『カボチャ』は?


大友さん:体を温めて、消化吸収を助けてくれます。疲れが取れない時に元気にしてくれる効果もありますし、ちょっと気持ちが落ち込み気味の時にも、カボチャの甘さが元気にしてくれます。


中西:あぁ確かにね。胃腸に対しては具体的にいいアプローチしてくれるんですか?


大友さん:粘膜を強くしてくれる効果がありますので、免疫力も上がって、水分代謝を高め、むくみも取ってくれます。


中西:むくみを取ってくれるんですね。あとは、カボチャってなかなか調理が難しかったりめんどくさいと思うんですけど、我々でも出来る、簡単な料理方法といいますか、栄養摂取する方法ってありますか?


大友さん:カボチャはレンジを使った調理に向いていますので、薄く切ったカボチャにちょっと水をかけて、レンジでチンで柔らかくしてください、そのカボチャに、お醤油 大さじ1とハチミツ 大さじ2を混ぜたタレをちょっとかけて甘辛でいただくなんていうのはどうでしょうか?


中西:ハチミツの方が多いんだ?お醤油の倍で。


大友さん:そうです、ちょっとみたらしダレのような甘辛の味になります。


中西:あと、ねっとり感があるからカボチャにも馴染みそうですね!


大友さん:箸休めにいいかなと思います。


中西:良いですね!そうか、なるほどね、レンジを使えば良いんですね。
さあ1位は『イワシ』ということなんですけど、イワシなんですね?


大友さん:そうなんです、これは胃腸の働きを助けてくれて、エネルギーが足りなくなって疲れやすくなったり、血行が悪い、これは冷えると血行が悪くなるんですけど、それを良くしてくれたり、眠れないなどの不調を改善してくれます。


中西:僕はベッドに入ったらすぐに寝ちゃうんですよ、もうね、よく寝ちゃう(笑)。
イワシは、具体的にはどういう効果があるんですか?


大友さん:活血と補気の効果がありまして、気を巡らせて、気を補ってくれて、肌をリフトアップして、下がるのを防いでくれます


中西:最高じゃないですか!最高じゃないですか!!


大友さん:はい、『脾』を養うと、口角もおしりも上がるというふうに習いまして、衝撃的でした。さらに、運気も上がるということなんですよ!


中西:なんかすごいじゃないですか!


綿谷:年始めに良いじゃないですか!


中西:すごいじゃん、イワシ!このイワシ、どうやって食べればいいんですか?


大友さん:イワシはオイルサーディンの缶詰があるので、それにとろけるチーズを乗せて、オーブントースターで焼いていただくのはどうですか?


中西:あぁぁぁ、それは一番簡単で、一番おいしくて、お酒のおつまみにもなって、またこれ、内臓疲れちゃうな…(笑)


大友さん:疲れちゃいますね(笑)


中西:逆じゃん!っていうね(笑)


綿谷:そしたらまたカボチャでね。


中西:そうか、この3つ食べながらお酒を楽しむのも良いということですよね?


大友さん:そうですね、少しね。


中西:あっ、はい、少しね。
改めて、このお正月の食生活の心得を、大友さんからお願いします。


大友さん:楽しい時間は思いっきり楽しんでいただいて、翌日に、温かくて薄味の柔らかい料理を。


中西:なるほどね!ちなみに今日、これから中西家は実家で新年会なんですよ、これは楽しみたいので、お袋に言っておこうかな、「すみません、カブをおろしたのと、カボチャを薄く切ってレンジでチンしたものと、イワシのオイルサーディンにチーズを乗っけたのを用意しておいてください。」公共の電波でお袋に…(笑)


綿谷:聴いていらっしゃる?


中西:いや、うちの家族ね、全然、僕のラジオを聴かないんですよ。本当にひどい家族ですから(笑)。
大友さんには、毎年、早くからありがとうございます。今年もよろしくお願いします。


綿谷:ありがとうございます、よろしくお願いします。


大友さん:こちらこそ、よろしくお願いします。


中西:ということで今回は、フードコーディネーターで、国際中医薬膳師・大友育美さんに伺いました、【 ごちそう攻めの胃腸をいたわる食材 トップ3 】をお送りいたしました。