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中西哲生の本棚から最高の未来を得るための教科書をご紹介!(2019/3/21)

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木曜日は、「カルチャー」


中西:残すところあと2回となった木曜日…、
今週は、中西哲生の本棚から折に触れて開いている大切な1冊をご紹介します。

タイトルは『大富豪からの手紙』です、著者は本田健さん、ダイヤモンド社から発売中です。
経営コンサルタントや投資家を経て、作家生活に入られた方です。
念のために言っておくと、この本は、お金を儲けるための方法ではありません。


綿谷:その本を紹介する前に、まずは、きっかけとして、こんなランキングいきたいと思います!
題して、【 中西哲生の人生に起きた印象深い“偶然”ランキングTOP3 】
って、なんですか、これは…(笑)
中西さんおねがいしま〜す。



中西:では、いきましょうか(笑)
第3位 『 印鑑証明を取りに行った時に偶然出会った友人とその翌日から仕事をした… 』

2位は、昨日も言ったんだけどな…
第2位 『 食事中に偶然トイレの前で出会った女性が、後日乗った飛行機のCAさんだった! 』(笑)

今週、LOVE&HOPEで福島県相馬市に取材に行っておりますけど、実は、僕が福島県相馬市に行った理由というのが、2位のCAさんと出会った、恵比寿の焼鳥屋さんで隣に座った人が、明日から相馬に行くけどどうする?という話をしていて、それで、僕が相馬に行くことになったんですよ、震災の直後でね、で、今も行っているというね…。ということで、
第1位 『 食事をして隣になった人と、福島県の相馬市を訪れることに… 』です。
まぁ、なんだこれ?というランキングかもしれませんけど、でも、日々の生活の中で偶然と思えることはいろいろあるもの、でも、それだけでは終わらないこともあるんです!
そのことについて、本を紹介しながら話をしたいと思います。
今日紹介する、本田健さんの著書、『大富豪からの手紙』でございます。
ますは、本の形式ついて紹介しますと。
主人公の大学生の敬は、大富豪で知られるおじいさんが亡くなり、巨額の遺産は、おじいさんの遺志によって寄付されてしまうんですよ。
つまり、自分には何も来なかったんですよね。
でも、実は、敬に残されたものがありまして、それは、おじいさんからの9通の手紙なんです。
その手紙は、順を追って、自分が必要だと思ったときに読むように言われているんです。
なんとなく大学生活を送っていた敬は、おじいさんの手紙に導かれるように人生の大切なことを学ぶ旅に出ていく…。というお話で、9通の手紙のテーマというのが
1、『偶然』
2、『決断』
3、『直感』
4、『行動』
5、『お金』
6、『仕事』
7、『失敗』
8、『人間関係』
9、『運命』
ということになっています。
この本はノンフィクションではなくてフィクションなんですけども、すごくよくまとめられていて、
僕も実際に何か起こったときに順番に読んでいったんです、本と同じ様なことをしてみたんですけど、
今日は、1通目の手紙『偶然』を紹介したいと思います。

おじいさんは、孫の敬に対して手紙の最初でこう言っています。
『偶然というものは、この世に存在しない』

毎日ね、今日は、Ginza Sony Park Studioから生放送して、みなさんと出会っていますけど、
こういった一つ一つの出来事、これは人生において点のような存在ですよ、今日、皆さんと出会ったことは点、もしかして、偶然、このラジオを聴いているという方も点です。
ただ、あとで振り返ったときに、その偶然の「点」が「線」になっていく、繋がっていく、その「線」が組み合わさることで「面」になって、面がさらに「立体」になるということなんですけども。
つまり人生というのは『偶然と思えるようなことが重なり合って出来ているんだ!』というお話なんですよ!

今日、銀座に集まっているリスナーの方々同士も、勇気を持ってね、隣の方とお話をしてほしいんですけども、折角、来てくださっているんだったら、それがきっかけでまた違うものが生れる可能性がありますし、何らかの理由で同じ場所にいるということは、偶然ではなく必然であるはずなんです!

それと、僕は、『移動した分だけ成長している』とある方に言われて、とにかく移動することに。
そして、移動したときに周りを見回すようにしています。これは、偶然、知り合いがいても見回していなければ、その方に気が付かない、出会わない可能性があるわけじゃないですか。
さっきのランキングにあった、印鑑証明を取りに行った時も、見回していたから、たまたまいた友人に気が付いた、そして、そこから仕事に繋がったんですよ。あの時に友人に気が付き、ちょっと声を掛けただけでね。

全てのことに意味があって、そして、自分を幸せにするために起こっているんだということを、考えてほしいんですね。
何気ない偶然を掴むためには、直感を磨くことが大切で、どんなことをすればいいかというと、
今言ったように、周りを見回すとかね、ちょっと勇気が必要なんですよ、あとは、話しかけてみるとか、自分の行ったことない場所に行ってみるとか、積極的にちょっと動くことで、偶然がチャンスに変わる!
ということで、本に話を戻しますと、
主人公の敬は第一の手紙『偶然』を読んだ後に旅に出ます。
いろいろなことを自分で決めなければいけない、そんな時に封を切ったのが第2の手紙『決断』なんですよ。
またこれもね、良いタイミングで、いろいろな言葉が入ってくるんですよね〜。
是非、続きは本を読んでいただければと思います。
この一冊は、僕にとって、最高の未来を得るための教科書ですかね…。
今日は、本田健『大富豪からの手紙』を紹介しました。