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東京・五反田“とあるバー”の人気フードメニューランキング(2011/6/21)

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火曜日は、「ビジネストレンド」。


今日は、いま東京で話題になっている、とあるお店をフィーチャーしたランキングです。
『東京・五反田にある“とあるバー”の人気フードメニュー トップ3』
何故ここが話題なのかは、トップ3を発表すれば分かります!


第3位「フォアグラのテリーヌ」

だいたい大きさ10cm角のフォアグラの定番テリーヌ。お値段は420円!


第2位「つぶ貝のガーリックバター」

大ぶりのツブ貝が8つ盛られています。自家製の風味豊かなガーリックバターで頂くメニュー。
お値段、210円!


第1位「自家製ローストビーフ」

8インチのお皿に、どっさり山盛りになった自家製のローストビーフ。こちらのお値段が、300円!?


安いですよね!実はこれ、東京五反田で今話題のバー、その名も『原価バー』のフードメニューです。
“原価バー”、意味はそのまんま。ドリンク、フード、すべてのメニューのお値段が“原価”で注文できます。
例えば、ビール。ハーフパイント150円、1パイント300円。
国産ウィスキー、シングルモルトはだいたい1ショット120円。中には、1ショット60円のものもあるそうです!
スコッチは120円、高級ブランデー600円…などなど。


フードメニューは、自家製ピクルス90円から、最も高いイベリコ豚の「イベリコ丼」500円まで全24種類。
24種類全部頼んでもお値段は5990円。
これはどういう仕組みかと言いますと、お客さんは入場料として『1500円』を最初払います。
これでお店はちゃんと儲けが出る仕組みになっています。
逆にお客さんは、沢山飲み食いすればするほど割安感が出ます。
また、価格を安くするために、できるだけフードメニューは自家製・手作りを心がけています。


原価バーの店長に伺ったところ、「ネットカフェからヒントを得た」そうで、
「安かろう悪かろうのお店ではない。美味しいお酒と食事をいっぱい楽しむシステムとして導入した」とのことです。


五反田という土地柄、オープンと同時に、席はビジネスマンですぐいっぱいになるとのことです。
ウィスキーを5種類くらい注文して、「飲み比べ」を楽しんだり、
上司が部下の成績をお祝いするときに使ったりと、ビジネスマンが様々な形で上手に利用しています。
また、お客さんは大体、まずメニューの値段を見て笑って、さらにお会計の時に、もう一回笑うそうです。
ちなみに原価バーでは、日替わりで“原価割れセール”もやっているそうです。


価格競争の最後の砦「原価」、このお店が飲酒業界にどんな影響を与えるのでしょうか?


今日は、東京五反田の話題のお店、『原価バー』をご紹介しました。