ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2011/11/11)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■世界ランキング1位のジョコビッチを破り、日本人歴代最高の24位に躍進!錦織圭!
■女性アスリートで初めて「anan」の表紙を飾った、なでしこジャパン、川澄奈穂美!
■マラソン選手としてロンドン五輪出場を目指し、カンボジア国籍を取得!猫ひろし!
■アメリカ、iTunes Danceチャート1位を獲得した、元KAT-TUNの赤西仁!


Facebookページの皆さんの投票では、1位はダントツで錦織圭選手です。
中西哲生が今週注目したのは!


錦織圭!

5日、スイスのバーゼルで行われた男子テニス「スイス室内」シングルスの準決勝で、
錦織は今季、「全豪」「全英」「全米」を制し、
現在、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチと対戦。
第1セットは2−6で落としたものの、第2セットからは粘り強いプレーで次第に追い詰め、
世界ランク1位のジョコビッチに逆転勝ちしました。


これはまさに、日本男子テニス界の歴史的な勝利で、
1992年に、松岡修造が当時世界ランク2位だったステファン・エドベリを下していますが、
現役の世界1位のキングを撃破するのは、日本人プレーヤーとしては史上初の偉業です。


■錦織は、2007年、17歳でプロデビュー。
デビューからたった4ヶ月でツアー初優勝を果たすと、
同じ年の全米オープンでは、日本男子として71年ぶりにベスト16入り。


■ところが、2009年の春、右ひじの軟骨を損傷し、休養。
激痛と長引くリハビリに苦しむ息子を見て、父親の清志さんは、
「テニスだけが人生ではない」と、一時は引退させることも考えたといいます。


■そんな大ケガから復帰して1年半、21歳になった錦織は、
世界ランキング1位を破るまでに大きく成長しました。


ジョコビッチを下したあとの決勝では、憧れのフェデラーと対戦。
残念ながら敗れたものの、準優勝。


そして、月曜日に発表された男子テニスの世界ランキングで、24位にランキングされました。
もちろんこれは、日本人プレーヤー歴代最高ランキングです。
これによって、来シーズン、4大トーナメントすべてにシードされる可能性も高まり、
大会初戦で強い相手と戦うこともなくなるということで、
さらに上位にランキングされる可能性も出てきました。


この大会のあと、彼はブログでこうコメントしています。
「20位台…もう、言い訳はできない。」


過去、日本の男子テニスプレーヤーの誰もが踏み切れなかった領域に進んだ錦織圭。
4大大会で優勝することも、夢ではないかもしれません!