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映画監督が選ぶベスト映画 トップ3(2012/8/16)

カテゴリー:1113
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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、英国映画協会(BFI)が発行している
[Sight&Sound誌]が発表した
映画監督が選ぶベスト映画のトップ3をご紹介します。
BFIは世界で最も古い映画協会のひとつで、1952年から
10年に一度このランキングを発表しています。
7度目となる今回は、358人の
映画監督が投票に参加しました。
今回は同じ投票数で2位になった2本と1位をご紹介!



第2位『市民ケーン(1941年)』オーソン・ウェルズ製作/監督/脚本/主演

かつての新聞王ケーンが“バラのつぼみ”という言葉を残して死んだ。
謎の言葉の意味を探るため、新聞記者のトンプソンは生前のケーンに近かった5人を訪ね歩く。
歌手である2人目の妻。後見人の銀行家。新聞社の参謀。絶縁した親友。大邸宅の執事。
次第に明らかになっていくケーンの人生。運と才能で全てを手に入れたかに見える男の生涯。
しかし、ケーンが最後にたどり着いたのは、傍からは想像が出来ない世界だった。
やがて、謎の言葉の意味も明らかに…。


第2位『2001年宇宙の旅(1968年)』スタンリー・キューブリック監督

太古のあるとき、人類の祖先は“道具”を使うことを知る。そして、それから長い時を経た2001年。
人類はその道具を発展させ、宇宙への旅をも可能にしている。宇宙飛行士のボウマンは
木星探査船・ディスカバリー号の船長。日々の運行が続く中、ディスカバリー号を制御するコンピュータ
HALに異変が起こる。そこからボウマンが経験する地球上の概念を超越した宇宙の旅とは…。


第1位『東京物語(1953年)』小津安二郎監督/笠智衆主演

広島・尾道で末娘と暮らす老夫婦。他の子供たちは故郷を離れ、東京や大阪で暮らしている。
夫婦はある夏、20年ぶりに上京し、息子や娘を訪ねます。しかし、都会で商売をし
家族を持った息子や娘は、東京の生活に染まり、忙しさに追われて素っ気なく
むしろふたりを優しく、温かく迎えてくれたのは、終戦から8年が経ってもひとりで生きている
戦死した息子の妻だった。夫婦は子供たちの成長に安心するとともに、一抹の寂しさを覚えるのだった…。


ちなみに4位から10位までは次の通りです。


第4位『8 1/2』フェデリコ・フェリーニ監督

第5位『タクシードライバー』マーティン・スコセッシ監督

第6位『地獄の黙示録』フランシス・フォード・コッポラ監督

第7位『ゴッドファーザー』フランシス・フォード・コッポラ監督

第7位『めまい』アルフレッド・ヒッチコック監督

第9位『鏡』アンドレイ・タルコフスキー監督

第10位『自転車泥棒』ヴィットリオ・デ・シーカ監督

中西さんはこのランキングをご覧になって「これ、全部観ておきたいですよね。
それぞれ、かなり色んな意味合いが込められた映画ばかりですからね。」とおっしゃっていました。
残暑厳しい夏休み、皆さんもお部屋でゆっくりと
このランキングに登場した名作映画をご覧になってはいかがでしょう。


今日は『映画監督が選ぶベスト映画 トップ3』をご紹介しました。