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いま注目のゾンビマンガ 人気トップ3(2013/12/10)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


ここ数年、日本の漫画業界でひとつのムーブメントが続いています。
それが「ゾンビブーム」。『アイアム・ア・ヒーロー』『進撃の巨人』など
人間によく似た異形の生きものを描いた漫画の人気が高まっています。
そこで今朝のランキングはこちら!
『いま注目のゾンビマンガ 人気トップ3』
今回は「マンガ大賞」の実行委員も務める、ジュンク堂書店池袋本店
コミック担当・田中かおりさんに伺いました。



第3位【 PUPA(ピューパ) 】

主人公はひと組の「兄と妹」です。妹はある出来事がきっかけで怪物に。
そして兄は特殊な能力を持っていて、この2つの要素がこのマンガの大事な設定に
関係しているようなのですが、それがかなりショッキングな設定だとか…。
とにかく、究極の兄弟愛を描いた作品と評されているそうです。
連載は『月刊コミック アース・スター』で、来年アニメ化も決まっています。


第2位【 亜人(あじん) 】

“亜人”この作品の中では「人間に似ているが、特殊な能力を持つ別の生きもの」
のことを指します。主人公は事故がきっかけで自分が“亜人”であることに気づき
追われる身となる…というSFサスペンス。昨日発表された「このマンガがすごい!」でも
第2位に選ばれていて、「進撃の巨人」の次は「亜人」だと言われるほど
評価の高いマンガです。『good!アフタヌーン』で連載中。


第1位【 東京グール 】

これはいわゆる「ゾンビもの」に最も近い作品。人間社会に紛れ込み人間を襲う
“グール”と、半分は人間・半分はグールという主人公をめぐる物語です。
「ダークファンタジー」と呼ばれるジャンルで、ミステリー要素の強いストーリーと
なっているそうで、現在『週刊ヤングジャンプ』で連載中です。



以上『いま注目のゾンビマンガ 人気トップ3』でした。


ジュンク堂書店池袋本店の田中さんによると、最近のこうした「ゾンビもの」
「異形の生きもの系」のマンガは「人間の生と死」や「ヒューマニズム」を
描いたものが多いそうです。また、かつてこうした“怪物”が出てくるマンガは
「主人公と怪物が戦う」というストーリーが多かったのですが、
最近は「主人公は戦っても勝てない。だから結局逃げ続ける」という
ストーリーが多い傾向にあるそうです。


ちなみに、最近は「ゾンビもの」だけでなく「吸血鬼もの」のマンガも
人気が高いそうで、『月刊モーニング・ツー』で連載中の「デビルズライン」などは
特に女性に人気なのだとか。男性向けの漫画雑誌にこういった作品が増えたことで、
男性誌を女性も手に取るようになり、人気が高まっているということです。


今日は『いま注目のゾンビマンガ 人気トップ3』をご紹介しました。