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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/1/10)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■全国高校ラグビーで7年ぶり3回目の優勝を果たした、東海大仰星!

■本拠地サンシーロで入団会見を行ったACミランの背番号10・本田圭佑!

■7大会連続7度目のオリンピック出場を決めた、スキージャンプ日本代表・葛西紀明!

■2013年の年度代表馬となった短距離王・ロードカナロア!

番組ホームページでの皆さんの投票では、1位・本田圭佑、2位・葛西紀明となっていますが、
今週、中西哲生が注目したのは…


葛西紀明!

開幕まであと1ヶ月を切りました、冬季オリンピック・ソチ大会。
楽しみですね〜!
今週月曜日に発表された、スキー・ジャンプの代表選手の中に、葛西紀明選手の名前がありました。
冬のオリンピック世界最多となる7度目の出場です!

41歳の葛西選手、今シーズンもワールドカップで表彰台に上るなど、好調を続けています。
「今まではオリンピックに合わせてやってきたけど、今回はジャンプもかみ合ってきているし、
オリンピックが合わせてきているような感じがする」というコメントを出していますね〜。

25年前、16歳で国際大会初優勝を果たした葛西選手。
1992年、アルベールビルオリンピックに初出場し、
リレハンメルオリンピックの団体では、自らの大ジャンプでチームを引っ張って銀メダル。

ただ、長野オリンピックでは調子を落とし、団体のメンバーから外れて、
日本金メダル決定のシーンに、葛西選手の姿はありませんでした。
常々、「オリンピックで金メダルを取ってこそ世界一」と語る葛西選手。
その悔しさはかなりのものだったと思います。

そんな挫折が闘争心に火をつけ、トレーニングに没頭した結果、
葛西選手は「驚異的」とも言われる身体能力を身につけました。
今でも自宅にトレーニング室を作って、夜中にウエイトトレーニングをしたり、
遠征先でも必ず走り込んで体力を維持しているようです。

さらにすごいのは、体重を調整する能力。
グラム単位で飛距離が違ってくるジャンプ競技にあって、体重調整は非常に重要と言われています。
葛西選手は59.6キロに体重をキープして、「飛ぶ前に水を飲んで、ちょうど60キロ」という、
100グラム単位の管理をしているんだそう!


海外のメディアには「カミカゼカサイ」と呼ばれ続けて、7度目のオリンピックに挑むベテランは、
日本代表に決まって、こう語っています。

『オリンピックでは悔しい思いをしてきたし、応援してくれる人や、不景気の中、
スキー部を作ってくれた会社に金メダルを取って恩返ししたい。
だからモチベーションが落ちない。
ここまで来たら次の平昌も45歳で行けるんじゃないかと思っている。』