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この秋おすすめの本格料理本 ベスト3(2014/10/2)

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木曜日は、「カルチャー」。


秋の食材が美味しい季節。
皆さんもプロのレシピに挑戦してみませんか?
今朝は、リブロ青山店の店長・慶田雅子さんが選んだ
【この秋おすすめの本格料理本 ベスト3】をご紹介します。



第3位『新版 ごはんとおかずのルネサンス〜誰もが忘れていた日本の真実の味わい〜基本編』
弓田亨/椎名眞知子:著(イル・ブルー・シュル・ラ・セーヌ企画)税抜き1,800円

こちらは「イル・ブルー・シュル・ラ・セーヌ」という、お菓子のお店をやっているパティシエの弓田亨さんの本。服部みれいさんという、若い女性にライフスタイルが支持されている文筆家の方が注目していることで、最近非常に人気が出てきています。
基本的には砂糖とみりんを使わない料理を中心としていて、いりことかつお節、味噌と塩と大豆を中心にした材料でできる、和食の基本料理をまとめたもの。「美味しいだけでなく、心と体にも良い」というのがコンセプトになっています。なので、弓田さんは素材にこだわることを優先していますが、例えばお菓子作りの際に小麦粉ひとつをとっても、産地や品質にこだわる…という部分を日本食にも落とし込んでいて、良い素材を使うことによって美味しい料理を作ることができるということを、基本的なレシピを通じて伝えている本です。


第2位 『アート・オブ・シンプルフード』アリス・ウォータース:著(小学館)税抜き4,200円

こちらはアメリカの西海岸で非常に人気のある「シェ・パニース」という、予約の取れないレストランのオーナーシェフ、アリス・ウォータースさんのオーガニック料理を中心に載せたレシピ集。300種類以上の料理が掲載されていて、それを食材別に調べることができるので、例えば豆ひとつとっても、豆の種類から性質まで詳しく説明されているので、読み物としても非常に読み応えのある本となっています。厚さが3cmほどありますが、アメリカなどでは代々レシピを受け継ぐ…という考え方があるので、内容的にも初心者向けのものから熟練の方まで対応できるレシピがたくさん載っている本です。
いま、西海岸のライフスタイルが非常に注目されていて、その中にアリス・ウォータースさんが提唱している地産地消やファーマーズマーケットの利用というものが出てきますが、そういう考え方も含めて注目されている本です。


第1位 『シルバースプーン−イタリア料理のバイブル』PHAIDON:編(六耀社)税抜き9,400円

この本は収録レシピが2000種以上。写真もふんだんに使われていて、イタリアの基本的な料理からプロのシェフによるオリジナルのレシピまで載っています。日本で有名な方ですと「イル・ギオットーネ」の笹島シェフのレシピも。非常に高額な本ですが、店で平積みにしていると、近隣のイタリアン・レストランや飲食店のプロの方が何冊も買って行かれるような、当店ではベストセラーのレシピ集です。
基本的なイタリア料理のソースやアンティパスト・前菜だけでなく、ジビエと言われる飼料肉という食材の調理法まで掲載されていて、専門家の方にも非常に参考になることが多い本です。



以上、リブロ青山店の慶田さんが選んだ【この秋おすすめの本格料理本 ベスト3】でした。
こちらの3冊はどれも写真やイラストがとても素敵で、中西さんも高橋さんも「欲しい!」とおっしゃっていました。本格的に料理にチャレンジしてみよう!と考えていたあなた、まずは一冊手に取ってみてはいかが?


今日は【この秋おすすめの本格料理本 ベスト3】をご紹介しました。