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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/10/24)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■ベローナ戦でセリエA初の1試合2ゴール!7戦6発で好調を維持しているACミラン・本田圭佑!

■リーグ2位からポストシーズン負けなしで日本シリーズに進出した阪神タイガース!

■長いトンネルを抜け、メジャー大会「日本オープン」で今季初勝利を挙げた、池田勇太!

■4球団が競合、日本ハムが交渉権を獲得したドラフトの目玉、早稲田大学・有原航平!

番組ホームページでの皆さんの投票では、1位が本田、2位が阪神となっていますが、
今週、中西哲生が注目したのは…


有原航平

明日から始まる日本シリーズを前に、オフの目玉である「ドラフト会議」が、昨日行われました。
中でも注目を集めていたのが「大学ナンバーワン」と言われる、早稲田大学のエース・有原航平と、
高校ナンバーワン、"四国の怪童"とも呼ばれる、愛媛、済美高校のエース、安楽智大投手です。

まず有原は、阪神、広島、横浜DeNA、日本ハムの4球団が競合しましたが、日本ハムが交渉権を獲得。
安楽は、楽天とスワローズの一騎打ちの結果、楽天が交渉権を獲得しました。


それぞれドラフト会議を終えて、こんなコメントを残しています。

有原「4つのチームに指名され、うれしい気持ちです。
日本ハムは常に優勝争いをしていて、ファンが熱い、素晴らしいチームだと思います。」

安楽「ドラフト1位というのがひとつの夢だった。自分自身では、もう1つ大きい夢を持っている。
それに向かって頑張りたい。新監督の大久保さんの元で野球を学び、しっかり日本一を目指したい。
小さい頃から夢見ていたドラフト1位指名は、亡くなった上甲監督との夢だった。」
済美高校野球部の上甲監督の遺影を持って語っていました。

いずれもチームを問わずプロ入りの姿勢なので、問題なく契約に合意できそうですよね。


今回は、"目玉選手が少ない"と言われていた中で、特に右の本格派である有原は、
地元の広島をはじめ、各チームが早くから注目していました。

秋季リーグ戦の開幕前に右肘を痛めましたが、9月28日の明大戦で復帰。
10月19日の立大戦では今季初先発し、6回4失点ながら復調をアピール。
なんと日米13球団のスカウトが見守る中で、今季最速の150キロを計測した。

重く鋭い150キロを超える直球に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボールなど変化球も多彩。
広島の広陵高3年生の時にエースとして出場した2010年センバツで4強入り。
この年の夏の甲子園では、初戦で敗れ去りましたが、最速149キロをマーク。
プロからの誘いが押し寄せたものの、それを断って早稲田大学へ進学しました。
1年春からベンチ入りして、今年春のリーグ戦も不動のエースとして5勝1敗の成績。
安定していますね。

即戦力ピッチャーとしての期待もかかると思いますが、
まずはいい準備をして、来シーズン活躍してほしいと思います。

ちなみに、安楽とは同期入団。しかも同じパ・リーグのチームですからね。
近い将来、ライバル対決が実現するといいですね。