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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/10/31)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■シーズンで最も優れた先発完投型の投手に贈られる「沢村賞」を獲得した、オリックスの金子千尋
■フィギュアスケートGPシリーズ第1戦、「スケートアメリカ」で圧勝!連覇を飾った、町田樹
■史上最短!デビューからわずか149日で菊花賞を制した、トーホウジャッカル
■人類初!成層圏4万1000メートルからのスカイダイビングに成功した、アラン・ユースタス



facebookページでの皆さんの投票では1位 金子千尋、2位 町田樹となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちらです。



「沢村賞」を獲得した金子千尋


今季、最多勝と防御率の2冠を獲得し、沢村賞を受賞した、オリックス・バッファローズ、金子千尋。
今季26試合の登板で191回を投げ、両リーグトップの16勝(5敗)、防御1.98、勝率7割6分2厘、199奪三振。
完投数がやや少ないんですが、抜群の安定感を評されての受賞でした。

去年も15勝をあげ、これまでダルビッシュや田中将大投手に負けない成績を上げていたんですが、優勝争いに
絡めないチームでは、なかなか脚光を浴びることがありませんでした。
今年はチームが終盤の終盤まで上位争いを演じましたね。金子に対する注目度、評価がようやく彼の実力に
ついて来たという印象もあります。

パ・リーグの強打者たちが口々に「対戦したくないピッチャー」として名前が挙がっている金子投手。
その理由として、「変化球の球種の多さ」と「精度の高さ」が挙げています。
高低と内外、緩急、縦の変化、横の変化、全てが一級品というピッチャーですね。

あとはやはりマウンドでの冷静さです。ピンチを迎えても動ぜず、感情を露にすることがないですよね。
直球の走りが悪いときは変化球を活用したり、修正能力も高い。
すでに国内FA権を取得していて、金子の判断に注目が集まっていたんですが、27日、沢村賞受賞の会見の
中で、ポスティングシステムを使ってのメジャー入りの可能性を明らかにしました。
決断の時期については「向こうの打者と対戦する機会がある日米野球が終わってから考えたい」とコメント
を残しました。

実際、日本代表メンバーに選ばれている金子投手ですが、11月12日からの日米野球で、第一線のメジャー
リーガーと腕だめしする予定です。
まあ、オフシーズンに入ってきているところとはいえ、だいたいどういうところまで通用するかという
見極めたいというところもあると思いますね。田中将大投手もそうですし、ダルビッシュもそうですし、
中4日で投げることの多いMLBは、肘に負担がかかるということで…。肘に多少問題を抱えている金子に
とって、簡単な舞台ではないですからね。ただ、クールに強打者をおさえる姿を見てみたい!と思っている
のは僕だけじゃないと思います。



今週の「ウィークリーパーソン」は、「沢村賞」を獲得した、オリックスの金子千尋に注目しました。