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2014年 トレンドキーワード トップ3(2014/11/11)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


そろそろこういうことを考える時期なんですね。今朝はこんなランキングです。
題して、「北村森さんが選んだ 2014年 トレンドキーワード トップ3」
そろそろ2014年のトレンド総括、そして来年の流行予測の時期です。早いですね。
というわけで、今朝は元・日経トレンディ編集長で商品ジャーナリストの北村森さんに“来年につながる2014年のトレンドキーワード トップ3”をあげていただきました。


第3位【 マツダ デミオ 】

まずクルマからきましたね。
9月発売から1ヶ月半でおよそ1万9000台の受注があったデミオの新型です。
排気量1.5リットル・小型ディーゼルで話題ということで、「わざわざ小排気量のディーゼルエンジンを開発し、勝負に挑んだところがすごい」と北村さんは語っています。単なるエコカーではなく、国産メーカーのプライドを消費者は評価したのではないか、ということです。



第2位【 一発芸家電 】

去年は油を使わない揚げ物マシン「ノンフライヤー」などがヒットしましたが、
今年もこうした、特定の機能に特化した「一発芸家電」がヒットです。
たとえばパナソニックの「衣類スチーマー」、フィリップスの「ヌードルメーカー」など一発芸家電は、買ったら何ができるか、何が起こるかはっきりしているから売れたのではないか、ということです。



第1位【 妖怪ウォッチ 】

やっぱり今年はこれでしたね。
小学校低学年層という限られたマーケットにもかかわらず、なんと800億円の市場を生み出したといわれています。北村さんによれば、「小学校低学年向けの定番コンテンツとして、定着していくと思う」ということです。



以上、「2014年 トレンドキーワード トップ3」お伝えしました。



北村さんは2014年のトレンドを一言でこのように例えてくださいました。
ずばり『みじめにならない』


消費増税、雇用不安など、ちょっと暗い1年だったかもしれませんが、消費シーンは意外に盛り上がりました。
負担増の時代となるなかで、キーワード「みじめにならない」であったと思います。
買ってもみじめにならない低価格商品、なんとか手が届く“ちょい贅沢商品”に注目が集まったのはその表れだという話です。逆に、どちらでもない中途半端な商品は埋もれていった気がする、ということです。


一方、来年・2015年のヒット予測ですが、
まず、来年春に登場しそうなダイソンの掃除ロボットは間違いなくヒットするのではないか、とのこと。
これは高くても売れる「一発芸家電」として、来年の家電シーンを牽引するのではないかと。


もう一つは北陸新幹線。
これにより北陸への注目度が高まりそう、とのことです。
僕も週末、金沢に行ってきましたが盛り上がってますね。確実に駅前も出来上がってきていて、いろんな方に話を聞いてもそこに期待しているとのことです。


今日は『2014年のトレンド総括 来年のトレンド予測』ご紹介しました。