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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/1/2)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■フィギュアスケート全日本選手権を制した、羽生結弦&宮原知子!

■メジャーの高額オファーを断り、古巣・広島への復帰を決めた黒田博樹!

■1月1日午後1時11分に契約更改を発表した、横浜FCの背番号11三浦知良!

■皇后杯を制し、リーグ戦の雪辱を果たした日テレ・ベレーザ!

facebookページでの皆さんの投票では、1位が黒田博樹選手
2位が三浦知良選手となっていましたが、今週中西さんが注目したのは…



黒田博樹!

MLB NYヤンキースからFAとなっていた黒田博樹が、8年ぶりに古巣・広島に復帰することになりました。契約は1年で、推定年俸4億円プラス出来高払い…というもの。
大きな故障もなくコンスタントに2ケタの勝ち星を挙げ、今季のFA市場でも目玉となっていたローテーションピッチャーの日本球界復帰は異例中の異例で、アメリカのメディアでも「衝撃的」と報じられています。


今季の黒田選手は、田中将大選手の13勝に次ぐチーム2番目の11勝を挙げ、大リーグの日本人投手で初となる「5年連続の2ケタ勝利」を記録しています。FAとなった黒田に対して、ヤンキースは再契約を望み、ほかにもパドレスやドジャースも獲得に乗り出していました。しかも、メジャーの球団から提示されていた契約金は20億円前後とも言われています。


広島の松田オーナーは、年齢的にプロ選手としての終盤にさしかかっている黒田に対して“いつかは復帰を…”と毎年ラブコールを送り続けてきました。
そして今オフ、11月から一時帰国中だった黒田と3度の交渉を経て、12月26日に本人から「広島に帰ります。」と連絡が入ったそうです。「広島のファンにもう一度、自分のユニフォーム姿を見せたい」という黒田の言葉に、松田オーナーは思わず、手に持った飲み物をこぼしてしまったのだとか。


高額年俸を蹴って、愛着のある広島を選んだ黒田の決断には、日本球界や地元・広島はもとより、アメリカのメディアからも賞賛の声があがっています。
「NYタイムス」は黒田の特集を組み、「CBSスポーツ」も“最高の日本人MLBプレーヤー”との見出しで特集し「日本出身でメジャー史上最も成功した投手」と、最大級の賛辞を送っています。


中西さんは「『最後に自分を育ててくれたチームに戻りたい』という言葉を聞くたびに胸がキュンキュンするんですけれど、黒田選手はある意味“生きている教科書”のようなものですよ。メジャーに行ったときもそうだったんですが、毎回一年契約なんです。ケガとかの可能性もあるので、こういう姿勢はなかなか出来ないと思います。僕も現役選手だったら複数年契約を選んじゃうと思うんですが、黒田選手は毎年毎年、一年の契約で結果を出し続けて、そして年俸が一番高くなったところで日本に帰る!という決断は本当に格好良いと思います。で、広島はまた背番号“15”を空けて待っているんですよ。そこもまた良いですよね。来季は前田健太選手との二枚看板で優勝を目指して欲しいですね。」とおっしゃっていました。


今週のウィークリー・パーソンは、メジャーの高額オファーを断って広島への復帰を発表した、黒田博樹選手に注目しました。