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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/5/15)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組ではこの4組をピックアップしました。


◆リーグ統合問題にめどをつけ、日本バスケットボール協会の新会長に就任した、川淵三郎!

◆監督通算200勝達成!絶好調・横浜DeNAベイスターズを率いる中畑清監督!

◆魁皇を抜き幕内出場回数史上1位を更新した角界のレジェンド・旭天鵬!

◆競技からの引退を表明したエチオピアのマラソン元世界記録保持者、ハイレ・ゲブレセラシエ!

番組ホームページでの皆さんの投票では1位中畑清となっていましたが、今週中西さんが注目したのは…



中畑清


13日の中日戦、横浜DeNAベイスターズは6-3で逆転勝利を挙げました。この白星で中畑清監督は監督就任4シーズン目にして200勝を達成。絶好調で首位を走るチームは、昨日14日も中日に勝って6カード連続の勝ち越し。本拠地での連勝を10に伸ばし、貯金も9としています。また、巨人が広島に敗れたため、2位巨人とのゲーム差を3としています。ちなみに本拠地での勝利数は、1年目23勝、2年目28勝、昨年32勝です。そのなかで今回の本拠地10連勝というのは横浜ファンも盛り上がります。


久保、三嶋、井納ら先発陣が試合を作り、新人リリーフの山崎康は昨日もセーブを記録し今シーズン16セーブ目。山崎康は今月8セーブを記録し、球団新人投手の月間最多セーブ数記録を更新しました。打線も筒香を中心に、新戦力のロペス、バルディリス、さらに梶谷らが日替わりで活躍を見せています。梶谷は昨日、左足首の捻挫で出場登録を抹消されています。本人も、「中途半端な状態で試合に出て迷惑をかけるより、10日間でしっかり治すことにしました」とコメントしています。しかし昨日は、その梶谷の代わりに3番に入ったプロ14年目の井手が1回に逆転につながる二塁打、5回には今季1号ソロを放ち2安打1打点と活躍。一軍に昇格したばかりの井手が活躍する、「連敗しないチーム」になっています。



中畑清監督は駒澤大学から巨人に入団、選手時代の活躍はみなさんよく覚えていると思います。記録より記憶に残る選手で、現役のときにも「絶好調」とよく言っていました。引退後は長嶋巨人の時代に巨人でコーチを務め、野球日本代表でもアテネ五輪で長嶋監督の参謀を務めました。長嶋監督が病に倒れたあとは監督として銅メダルを獲得しました。


2012年に横浜DeNAベイスターズの初代監督に就任。初めてプロ野球チームの監督を務めることになりました。しかし就任1年目は46勝85敗13分けとダントツの最下位に終わります。


この年12月には奥さんの仁美さんをガンでなくしました。中畑監督は人知れず病の奥さんを支えながら、弱小だったチームを鼓舞し続けていました。


明るく元気な中畑監督ですが、辛抱強い福島県人でもあります。1年目は最下位、2年目は5位、3年目の昨年も5位。それでも昨年はクライマックス・シリーズに出場できそうな感じもありました。そして今年、4年目にしてようやく実りの時を迎えそうな中畑ベイスターズ。優勝した98年の時のような雰囲気に横浜もなってきているような感じもします。


ちなみに13日の中日戦、200勝を達成した中畑監督はウイニングボールを大事そうにズボンにしまい、「やっていて楽しいよ。200勝。大したことですよ。僕にとっては」とコメントを残し、昨日もまた「絶好調」と言っていました。


98年の再現になるか。楽しみです。



今週のウィークリー・パーソンは、監督通算200勝達成!絶好調・横浜DeNAベイスターズを率いる中畑清監督に注目しました。