ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回お話を伺ったのは、福岡県うきは市のトマト生産者、石井哲雄・敦士さん親子。
お父さんの哲雄さんは高校を卒業後、40年ほどに渡ってトマトの生産に携わっている大ベテラン!1000坪もの広大な農地からは、うまくいけば70万個のトマトが取れるそう。

ここ20年ほどで農業の方法は変化していて、ガラスの温室で栽培することで、発育が早く、換気や水の調節など環境整備も自動で行なっているのだそう。

哲雄さんの後を継いで栽培をしている敦士さんたちの世代では、育てる考え方も、「トマトを作る」から「トマトが育ちやすい環境を整える」に変わってきており、感覚的に行ってきた栽培を気温・湿度・太陽光をデジタル計測で管理することで、みんなが共通して栽培できるようにしているとのこと。

敦士さんたち若い世代も、農業の知識を得るための勉強会などを積極的に行うほかに、農家の2〜4代目で活動している「うきは百姓組」というグループを結成し、生産だけでなく、ネットやSNSで情報を発信して、消費者からの直接の注文を受け付けているそうです!

お父さんの哲雄さんも敦士さんたちの働きぶりには、「トマトについては、任せているので安心かな」と太鼓判を押していました!

そんな、石井さん親子の将来の夢は、
父・哲雄さん「後継者が育つような、地域のために貢献できることをする」
息子・敦士さん「温室ハウスのポテンシャルを100%引き出してトマトを作る」
ことだそうです!

哲雄さんから敦士さんに、栽培方法を変化させながら受け継がれていく、うきは市のトマト、これからがもっと楽しみになりますよね!

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