ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回お話を伺ったのは、岐阜県高山市でブランド米「飛騨こしひかりプレミアム」を生産している、和仁農園の和仁まつおさん。

母体は建設会社の和仁農園。後継者不足で耕作放棄地になるのを防ぐために、建設業の傍ら、農家の方から農地を預かり、栽培を始めたのが始まりでした。

最初は30種類くらいの野菜を作ったが、大失敗の連続だった和仁農園は、農地を守るために「美味しいものを作って、生産コストに見合った金額で買ってもらう」ことを目的にお米作りを始めました。

さらに美味しいお米を作るために必要な朝日の量や、水質などに自社基準を作って、基準を超えた農地ではブランド米を、それ以外のところでは飼料用など別のお米を作るなどの効率化を行ないました。

今では、「米・食味分析鑑定コンクール 国際大会」という大きな大会で2016年まで10年間で6回金賞(上位10位)入賞を遂げました!
努力を実らせ続けている和仁さん、すごいですよね!

さて、この和仁農園さんでも作られているブランド米「飛騨こしひかりプレミアム」、何と言っても炊きたての香りが素晴らしく、冷めても美味しい、粘りが強い自慢のお米だそうです。
甘〜いおこめ、食べてみたいですよね?

今では、息子さんにも農園の企画営業を任せている和仁さん、将来の夢は、若者が適正の給与をもらいながらずっと雇用される農業「自立農業」を確立させることだそうです!
とっても大きく、素晴らしい夢ですね!
きっと実りますように、みんなでお米を食べて、応援しましょう!

最後に和仁さんは家族の食卓でお米を食べながら「このお米は美味しいね、飛騨で作られていてね…」というように話題に上るお米になってほしいと言っていました。
美味しいご飯を食べながらそのご飯について話す、素敵なシーンにぴったりなお米、皆さんもぜひ食べてみてはいかが?
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