ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回はプレゼントのお知らせも最後にあります!
ぜひ最後まで読んでくださいねっ!

今週は埼玉県川越市をピックアップ。
小江戸・川越と呼ばれているこの地域は、都市圏にもほど近く、また農地も広い、いわゆる消費地に近い農業エリアなんですね。

今回お話を伺ったのは、小かぶや枝豆、秋には里芋などたくさんの農産物を作っている生産者で、全国農協青年組織協議会の会長でもある、飯野芳彦さん。

たくさんの農産物を作っていますが、川越の農業の歴史を伺うと、実は江戸時代から続いているある農法があるそうなんです。
もともと関東ローム層と呼ばれる火山灰を多く含む地層の川越。水や肥料が土にたまりにくいため、米をはじめ農産物が作れない痩せた土地でした。
江戸時代に入り、江戸の人口が急激に増えたことをきっかけに農地として栄えるために、「武蔵野落ち葉たい肥農法」が開発されました。
広葉樹を植えて林を作り、そこに落ちた葉っぱをフンなどと混ぜて肥料にし、それを農地に混ぜ込むことで水持ち・肥料持ちを良くするという工夫を300年続けることで農地として成立させて行ったそうです。とっても歴史のある農業ですよね!

飯野さんが育てている小かぶは、寒さに弱く、ビニールで覆うなど寒さよけが欠かせない、飯野さん曰く「箱入り娘」なんだそう。愛情たっぷりに育てられていますね。その愛情の分だけ、ジューシーで甘い出来上がりになるのが、春の小かぶ。
実際に生で食べても甘く、かぶステーキにしてもホクホクジューシーな食感でした。飯野さん自ら振る舞ってくれました!

この日は飯野さんのお友達も一緒に試食。身近な人に食べてもらい美味しいと言ってもらえるのは嬉しいと、飯野さんもとても誇らしげでした。
将来の夢は、子どもたちにも農地を愛し、そこで育つ農産物を愛してもらえるように農業を広めていくこと、だそうです。
飯野さん、美味しい小かぶ、ごちそうさまでした!
これからも地域の皆さんに愛される農業・農産物を作り続けることを応援しています!


そして飯野さんは「全国農協青年組織協議会(JA全青協)」の会長としてもそうした活動を広めています。

JA全青協は、農業から地域社会を豊かにしていくことを目的に、20歳から45歳までの若い農家さんをはじめとして農業従事者からなる団体で、日頃の活動をFacebookページやメールマガジンで広報活動もしていますので、ぜひ一度のぞいてみてください!
(URL:https://www.facebook.com/ja.seinen/


★ここで、プレゼントのお知らせ!
今日ご紹介した、埼玉県川越市も管内に含む「JAいるま野」の名産品、「JAいるま野 狭山茶 銀印(100g 1袋)」を10名様にプレゼントします!

狭山茶は、日本の銘茶五場のひとつとして知られ、埼玉県および東京都西多摩地域の比較的冷涼な丘陵地域に多く栽培されています。
そのため、葉肉が厚くなり重厚な香味とコクが特長で古くから「味の狭山茶」として親しまれています。
ぜひご応募くださいね!

(応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!)