ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は、川瀬良子さんがスタジオを飛び出して群馬県のコンニャクイモ畑へ向かいました!

お話を伺ったのは、コンニャクイモ生産者、JA全青協会長の水野喜徳さん。
群馬県は、コンニャクイモ国内生産9割のシェアを持っているのをご存知でしたか?

まずはコンニャクイモ畑を見せていただいた川瀬さん。
取材させていただいた時はまだ、コンニャクイモは出来ていない時期でした。
5月に向けて、土を耕していくそうです。
「トラクターで耕した土は、足首の上まで埋まっちゃうくらい本当にふかふか!」と川瀬さんもびっくり。

畑から、水野さんの貯蔵庫に移動して、それまでに収穫されていたコンニャクイモを見せていただきました。貯蔵庫は高さ3メートルほどで広々としています。
そこに隙間なく置かれた種イモ。
見た目はゴツゴツしていて真ん中にはツノのようなものがあります。
皮の色は黒っぽい土の色。感触はまるでジャガイモのよう。
就農してすぐは、右も左も分からなかったという水野さん。
今は、コンニャクイモと会話できるようになってきたそう。
「ひさしぶりだね」 など声をかけたりすることもあるとか。

商品として出荷される大きさになるまで約3年かかるコンニャクイモ。
生産者の方の愛情と手間暇がかかっているのです。

水野さんは、コンニャクイモ生産者としてもお忙しい中、若手農業者の全国組織「全国農協青年組織協議会」の会長でもいらっしゃいます。
「農業全体が政策の荒波に揉まれている時期。自分たちがこの先20年、30年とやっていくための土台を作らないといけない、という使命感から代表になった」とのこと。

「全青協は日本の農業を現場から支えるものとして、これからも引き続き頑張っていきます。コンニャク業界全体の発展がこれからなされるように、現場を守っていくことを大切にしたいと思います。」と話してくださいました。