ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回お話を伺ったのは、埼玉県深谷市 馬場ファミリー農園の馬場みえさん。
深谷市といえば「ネギ」が有名ですが、実はブロッコリーの出荷量も全国2位なんです!

同じ畑で同じ作物を連続して栽培すると、畑は病気になりやすくなってしまう。
そこでネギの後作(あとさく)として、ネギを育てていた畑で冬に作られているのがこの「ブロッコリー」なのですね。
ブロッコリーの栽培で大変なのは植え始めの秋に長雨や台風にあうと成長がずれてしまうこと。天気をすごく気にされているとのことでした。


大学時代は酪農を専攻していてスイス留学もされていた馬場みえさんは、
実家で野菜を作りながら、「いつか牛を飼いたい!」という野望を持ち続けています。
スイスでは堆肥を使いきれるかどうかという観点から、持っている畑の大きさによって、飼える牛の頭数が決まっているそうなのです。
馬場さんはスイスで人が食べない野菜を牛の餌に混ぜて食べさせていた光景を見て驚き、自分の農園でも同じように廃棄してしまう作物を牛の餌にすることができるのでは、そうすれば牛が飼えるのでは…と家族を説得している最中だそうです!


将来の夢は、一年中収穫できる農園にすること。

そのためにスイートコーンやお米など、牛の餌にもなり、収穫するだけでなく畑の循環にも役立つような、いろいろな作物を増やしているそうです。
そしていつか、牛を飼うことも目標だそうです!

早ければ深谷のブロッコリ〜は10月下旬ごろから食べられるそう。
ぜひ一度食べてみては?
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