ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回は長崎県雲仙市小浜町。ジャガイモを生産するグループ、「JBOYS」の皆さんにお話を伺いました。

この「JBOYS」という名前、以前TV番組でTOKIOの山口達也さんから名付けてもらったそうなんです。ジャガイモ(J)を作っているボーイズ(BOYS)、というのが由来。ポップで覚えやすいですよね!

長崎はジャガイモの生産が実は全国2位なんです!
でも意外と知られていないというのが課題なのですが、逆にPRできるチャンスだと語ります。

そんな長崎のジャガイモを広めるために、地元では小学生と一緒に種芋まきから収穫まで3ヶ月間栽培したり、地域にある小浜温泉・雲仙温泉のイベントに行ったり県外の量販店で販促活動をしたり、とPRに奔走されているJBOYSの皆さん。
中にはレシピも一緒に提案しているのだそうです。
その中で生まれたのが、「じゃがいものミルフィーユ」「じゃがいもの磯辺揚げ」「じゃがいものアイス」。どれも気になりますよね!

農作業とPR活動、異なる2つの活動を通して、お客さんと触れ合って、じゃがいものことを聞かれたり、それを伝えることができた時にやりがいを感じるのだそうです。

地域に同じくらいの世代で、同じ志を持った人がいることで、競争心も生まれる、同じ苦労を味わっていることは頼もしいとJBOYSの皆さん。
仲間の中でお祝い事があったり、PRで東京に行った時には飲みに行くことも多いそう。忘年会に収穫でお祝い、年中尽きないこの飲み会も、団結力を強める秘訣なのかもしれませんね。

その一方で、JBOYSは若い人たちの集まりだからこそ、農業以外にも消防団や地域おこしのメンバーといった、「地元を守る仕事」をしているのだそう。
メンバーみんなが結婚して子どももたくさんいるので、子どもたちにも親の仕事をみて継いで行けるような仕事にしたい、と語っていました。なんだか、とっても頼もしいですよね!

そんなJBOYSの皆さん、将来の夢は、「まだまだ北海道にはかなわないけれども、将来『長崎といえばじゃがいも』と言われるように頑張っていくこと!」。
これからも応援しています!
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