ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report


今回は、ちょっと変わった甲子園をご紹介します!
その名も、「和牛甲子園」!
全国の農業高校全306校で授業やクラブ活動の一環として育てられている和牛の肉質や、和牛への日頃の取り組み内容を競い合う高校生の大会、が和牛甲子園なんです!
クラブ活動で牛を育てているってすごいですよね!野球部やサッカー部と同じように「牛部」と名前のついた部活もあるんだとか。

全国から高校“牛”児が集まるこの大会について、「和牛甲子園」会長の桑田義文さんにお話を伺いました。

昨年仙台で開幕された和牛の肉質を競う「全国和牛能力共進会」で初めて高校生の部も開催されたのですが、この共進会が開催されるのは、5年に一度。全ての高校生に毎年活躍の場を提供したいという思いからこの大会の開催に至ったそうです。

初めての開催に向けて桑田さんも「高校生になって牛を飼うようになった子たちが、これを機会に牛飼いって良いなと思ってもらえれば」と話していました。
実は、桑田さん自身も社会人の時に牛を飼って出荷するまで育てた経験があり、素晴らしい経験だったと語っています。生産者の経験、牛の可愛さなどを身をもって学んだことがとても大きいようです。

1月18日と19日の2日間、東京品川の東京食肉市場で行われる和牛甲子園。
どんな高校“牛”児たちに出会えるのか、楽しみですね!

そして、番組では和牛甲子園に出場する富山県立中央農業高校の有倉さんにもインタビューしました!中学生の時、牧場に行ったことがきっかけで牛に興味を持ち始めた有倉さん。
授業の中で行っている牛へのブラッシングがストレス軽減と血行改善につながり、良い肉質になるのではないかと思い甲子園に参加。手探りの中で毎日牛の糞の状態などもチェックしてきた有倉さん、丁寧に牛に接してきた思いを大会にぶつけて欲しいですね!