ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は岩手県奥州市の江刺区をピックアップ。
ここは江刺金札米という「ひとめぼれ」の98年の歴史があるブランド米があり、野菜やたくさんの農産物が豊富な場所なんです。

そこで江刺金札米を広めていく活動をしているのが、「お米シスターズ」。
今回は代表の佐々木祐子さんにお話を伺いました。
地元の有志でグループを立ち上げ、地元の収穫祭で食材を振る舞ったりしていたのですが、間も無く東日本大震災があり、何度も沿岸に炊き出しをしに行ったそうです。

現在は、地域の高齢化に伴う孤立化、買い物難民化の対策として、見守りも兼ねながら昼と夜のお弁当を配食しているそうです。
お弁当を作るときは、地産地消で市場に出せない形の悪い野菜を地元の人から買い取って、味に飽きないように調理するのが基本。
毎日7種類調理したものを入れるように工夫しているそうです。
時折、チームの中でレシピの出し合いをして、とても活発に話し合いをしているとのこと。
こだわりながら、お弁当だからこその効率化も必要なんですよね。きっとそれぞれが経験と知恵を持ち寄っているんですね〜。

たくさんの感想の中でも、特に嬉しいのはやっぱりお米。
今はJA江刺の閉鎖したテナントを使っているそうですが、いつかスーパーに行きづらくなってしまった方たちが集まれるような施設にすることが、これからの目標だそうです。
これからもたくさんの“ごっつぉ”(=地元の言葉で「ごちそう」)を届けてくださいね!