ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回は、山形県をピックアップ!

最上地方、大蔵村でタラノメの生産をしている國分孝一(こくぶん・こういち)さんにお話を伺いました。

山菜のタラノメ、山に生えているイメージですが、國分さんはハウスの中で水耕栽培をされています。

現在68歳の國分さんは、たらの芽の生産をするようになっておよそ18年!
雪国で、家族労働ができるハウス栽培をするために始められたのだそうです。
始めた当初は就農者が少なく、国分産で4人目。毎日タラの芽をみて研究、栽培をされてきました。

タラノメは清潔な環境を好むため、3日一度水を流してきれいに保つのが大変なところ。
また、冬場はハウスを壊さないように除雪が一番大変なのだそうです。
難しいと言われているタラノメが収穫できた時の喜びは、「嬉しい」 の一言!
「大変ということは、明日につながることだから、あまり苦労はない」と話されていました。

夏場がトマト栽培、冬場はタラノメが生産されるこの地域にあって、最近は若い方が増えているそうで、「人口が少ない大蔵村で、仲良く一緒に頑張っていきたい」というお話もありました。

夏と冬、昼と夜の温度差がある山間部は農産物が美味しいんです。
今回お話を伺ったタラノメの特に美味しい食べ方は、天ぷら、胡麻和えなど。
最上地方のタラノメ、みなさんもぜひ、いっぱい買って食べてくださいね!

國分さん、ありがとうございました!!