ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は、埼玉県、深谷市にフォーカス!
深谷と言えば、ネギを思い浮かべる方も多いのでは?
しかし、実は深谷はブロッコリーの名産地!市町村別で、1位2位を争うトップクラスなんです。

今回はその生産を牽引してきたレジェンドの、ふかや西部野菜協議会 ブロッコリー部会長の角田雅義さんにお話を伺いました。

深谷の榛沢地区では、養蚕・蚕の生産が主流でした。
その後、区画整理が行われ将来性のある農産物を作っていこうと考えた折、ブロッコリーの栽培に注目したことが生産のきっかけです。

栽培が簡単な事/設備費が低コストな事/見た目の良さ
以上の点から、ブロッコリーの作付けを開始しました。
メジャーになったのは昭和50年代末〜だそうです。
その頃には、埼玉に適した品種が開発され始めたことも急速に広がったきっかけです。

角田さんのお話を伺うと、その土地で農産物が根付いていくためには、美味しい物を生産する農家の努力と、まとまった量を安定的に生産し、出荷することが、とても大切である事が分かります。
その条件がそろって初めて、名産品となっていくのです。

角田さんが感じる、深谷のブロッコリーの魅力。
「埼玉は日射量が多い。そこが成長にプラスになっています。」

角田さんがオススメするブロッコリーの食べ方。
シンプルに茹でるだけではなく、天ぷらにしたり、茎を浅漬けにしたり、わさび醤油で食べたり。
実は色々な食べ方があるのです。

生産者としての今後の夢。
「深谷市を中心に、作付けの拡大はまだまだ期待できます。常に産地の1位をキープできればいいですね。」と角田さん。

皆さんもぜひ、深谷のブロッコリーを様々な食べ方で、食べてみてください。