ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は、福岡県八女市の八女中央大茶園からお届けしました!
絶景の茶畑として知られていて、今年のゴールデンウィークは、茶畑の中で写真を撮る若者が多く目立っていたそうです。

お話を伺ったのは、八女中央茶共同組合 組合長の西村俊二(にしむら・しゅんじ)さん。
一番茶の収穫が終わり、二番茶の収穫を待っているところでした。
キレイに刈り揃えられた茶畑が広がります。

約600年ほど前、1423年に中国から帰国した仏教僧が八女市の黒木町に種を撒いて、釜炒り製法を持ち込んだと言われています。
お茶の主流とされているジョウセイ緑茶が、大正14年に八女茶と言う名で統一された
→全国茶品評会で農林水産大臣賞を連続で受賞したこともある

八女茶の特徴は、爽やかな香りとコク、うまみ。
収穫間近の朝晩の冷え込みによる、凍霜害への対策をしつつ美味しいお茶を育てています。

そして、八女中央茶共同組合では「J GAP」という認証を取得しています。
食品の安全、環境保全、労働の安全、人権の福祉などの観点からいろいろな気配りをしながら農場の管理を行っています。

西村さんに美味しいお茶の淹れ方を伺いました。
急須で、温度が大事。煎茶は70度〜80度くらいのお湯淹れるのが目安。
玉露などの高級茶は、50度ほどでぬるく淹れて苦味渋みを少なくして、うまみをゆっくり抽出して飲むこと、これがポイントだそうです。
これから暑くなる時期は、水出しのお茶もおすすめ!

今年も美味しいお茶が出来ているという八女茶。
ぜひ一度、ご賞味あれ。

西村さん、ありがとうございました。