ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週の「あぐりずむWEEKEND」は、川瀬良子さんによるインタビュー!
今回お会いしたのは、岩手県花泉町(はないずみまち)の生産者・渡邊淳子(わたなべ・あつこ)さんです。

9月28日に銀座三越にて開催されていた、みのりみのるマルシェ「岩手県いわて平泉の実り」に渡邊さんが出展されているという事で、お邪魔してきました。

渡邊さんは、ご自身で様々な種類の野菜の栽培をしながら、規格外で跳ねられてしまう野菜を使いドレッシングに加工・販売されています。
現在、ドレッシングは3種類。ビーツを使った「美ーツドレッシング」。
「とまとたっぷりドレッシング」には豆乳やにんにくが入っていてアクセントになっています。
もう1種類は、「玉ねぎとねぎのピリ辛ドレッシング」。
こちらは、ねぎと玉ねぎを粗みじんしたものやラー油が入っていて、サラダ以外の料理にもぴったり。

3種類、試食させていただいた川瀬さん。
「どれも美味しい〜!!!」と沢山いただいていました。

ドレッシングの製造から、ラベルシールを貼るところまで全て渡邊さんの手作業。
「ラベルシールが曲がっていたら、夜なべしたんだなと思ってください(笑)。」

野菜を栽培する中で、規格外の野菜が出てしまう事への「もったいない」という気持ちから、その野菜を使った加工品を製造することに注目。
「いま、凄く充実感があります。」と笑顔いっぱいに話してくださいました。

渡邊さんは農業を始めて4年目。
ご実家が農家であった事もあり、農業の大変さは分かっていたと話します。
前職はJA勤務。退職後、農業の大切さに改めて気付いたそう。
「自分の口に入る物を自分で作れることは幸せだと思います。
だんだん高齢化も進み、家庭菜園も無くなってしまうのではないかと思っていて・・・。
皆さんの家庭菜園代わりになればいいなと思います。」

店頭販売のみならず、野菜をお客様へ直接販売されている渡邉さん。
「常連さんの方が、わたしより野菜に詳しくなっていたりするんですよ。」
直接消費者の声を聞く事で、販売の仕方も工夫できるようです。
渡邉さんの愛情たっぷりに育てられた野菜とドレッシング。
ぜひ1度、お試しあれ!

渡邊さん、ありがとうございました!