ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週のあぐりずむWEEKENDはスタジオにゲストをお迎えしました。
株式会社OReNAS(オリナス)代表の、小澤航汰(おざわ・こうた)さん。なんと現在23歳!若い!

OReNASの小澤さんは地方創生の広告代理店としての活動をメインとしながら、農業を中心に、実際に農地に行きながら農業を盛り上げる活動をされています。

「高校生の時に農業だったら力を出せると感じて。大学に入り3年生の時に起業しました。」

起業のきっかけは東日本大震災。当時中学生だった小澤さん。
千葉県に住んでいましたが、東北の野菜が売れなくなってしまう現状を目の当たりにしました。
農家はアーティストだ、と感じている小澤さん。
もっともっと魅力を引き出したい!と日々活動されています。

そんな小澤さんに、若手の視点から農業NEWSランキングBEST3を伺いました!

(第3位)スマート農業
特に中山間地域などにおいてのIoTを使った農作業の効率化に注目!

(第2位)規格外品の(再)販売
山梨県のフルーツを中心に販売する農家さんと一緒に仕事をする小澤さん。
房売りが普通のシャインマスカットで、規格外になってしまったものは房から外して「一粒一粒並べて箱に入れる」というアイデアで販売、販売先にも農家さんにも大好評だそうです。
そのアイディアを出したのは、小澤さんと同世代の方なんだとか!

(第1位)学生・若者に対して農業の現場に入っていく機会をつくること
関係人口を増やすべく、場所やきっかけづくりが大事なことだと感じていらっしゃいます。
「辛い部分があっての農業、収穫などの楽しい時だけが農業じゃないよと伝えたいです。」
農家さんも働き手や力仕事などを手伝ってくれる若手を求めているそうです。

小澤さんは、大学時代に「全国の学生とともに日本の一次産業を盛り上げる」を理念とする「学生団体いろり」で活動されました。
団体には様々な大学の、農業に興味のある学生が集まります。
多くの学生たちが農業に関心がある事が分かり、それが現在の活動にもつながっているようです。

小澤さんの活動により、農業に興味を持つ若者が、より、活躍できる場が広がっていくでしょう。

小澤さん、ありがとうございました。