ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は、川瀬良子さんによる現地レポート!
東京品川にある、日本農業経営大学校にお邪魔してきました。
とてもきれいな建物のワンフロアが施設になっています。
「これが学校?!」と川瀬さんもびっくり。

2年制の学校で、1学年20人弱。現在は併せて32名が在籍。
実作業と言うよりは、経営の面から農業を学べることが強みです。

お話を伺ったのは、専任講師の小野史(おの・ふみ)先生と2年生の小林洸陽(こばやし・こうよう)さん、26歳。
入学するために地元、山梨県から上京してきました。
全寮制のため、仲間とは毎日生活を共にします。
あと数か月で卒業を迎えますが、「寂しいですね」と小林さん。

「時には学校終わりで飲みに行ったり、農業の話をしたりします。
みんな家業が農家の人が多いので、深い話が出来るのが良いです。」

そんな小林さん、以前は看護師として働いていました。ご実家は山梨でぶどう農家。
「看護師は資格を持っていればいつでも現場に戻れる、という思いもあって。
実家の農家が途絶えてしまうのはもったいないと思って、家業を継ぐことを決めました。」

その後、経営面からも勉強をしたい。
農業を続けるためには経営を学ぶことが大切だと気付きます。
栽培して、出荷しているだけではこれからはダメだと危機感を感じ、日本農業経営大学校に入学を希望したそう。

中でも、農福連携に興味があるという小林さん。
自身が看護の現場に携わっていたこともあり、実習先も医療コンサルティング会社を選ぶなど積極的に参加してきました。

卒業後は、山梨のぶどう農家を継ぎます。
ワイン用のブドウ栽培にも挑戦したいとの事!

小林さんの今後の活躍が、楽しみです!