語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

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2017年08月13日(日)

小さな背中と年季

ボクの宿ぬしは、32歳。
久しぶりに帰省したカズヤさんです。

小さくなった、おやじさんの背中、
ちょっぴり寂しさを感じるね〜。

今日は、そんなおやじさんと渓流釣りへ!
昔はよく二人で楽しんだけれど、カズヤさんは家を離れてからはじめての渓流釣りです。
おやじさん:「どっちが釣れるか競争だな!」
あは!子どもみたいなことをいうおやじさん。
うれしそうだね〜。
カズヤさん、これは、真剣に勝負しないと!
すると…。

おやじさん:「おっ! ひいてる、ひいてる!」
おやじさん:「あっ! また、きたきた!」
あたりがあるのは、おやじさんの竿ばかり。
カズヤさんのは、さっぱりです。
おやじさん:「おい、カズヤ! 都会に行って、腕がなまったんじゃないのか!」
おーっと!威勢のいい、おやじさん。
カズヤさん、これは完敗なんじゃない?
小さく見えたおやじさんの背中に、ちょっぴりトシを感じたけれど、やっぱり、まだまだ大きくて高い壁。
おやじさん:「当たり前よ。こっちは、年季が違うんだよ!」
あは!おみそれしました。

ボクら乳酸菌も、おなかのことなら年季が違うよ。
みんなの元気はボクらにお任せ!

じゃあ、また、日曜のお昼に!