ボクの宿主は中学2年生のメイちゃんです。
公園のベンチでひとり、夢中でスマホをいじっています。
最近、AIが悩み相談にのってくれるアプリにハマってるんだよね〜。
膨大なデータから回答を導き出し…。
ホラ! 返事は速攻!
便利な世の中だよね。
でも、今日は、なんだか深刻そう。
メイちゃん「う〜ん、“もう少し待ってみて”って言われてもなぁ〜」
友だちの由美ちゃんに既読スルーされて、悩んでいるみたい。
真司くん「何してるの? 最近、元気ないみたいだけど」
そこにやってきたのは、幼馴染の真司くん。
メイちゃんはなんにも言っていないのに、悩んでいる様子に気づいていたみたい。
真司くん「え〜、AIカウンセリング? 最近はそんなもんもあるんだなぁ〜」
同級生なのに、真司くんは知らないんだぁ〜。
でも…。
真司くん「まぁ、AIもいいけどさぁ、たまには俺にも相談してみろよ。
メイのデータは、AIよりオレのほうが持ってるから、納得する答えを導きだせるかもしれないだろ〜」
あは! AIよりも幼馴染? 本当かな?
でも、真司くんの言葉は、あったかくて、気持ちがラクになるね〜。
メイちゃん「由美からの返事は、気長に待つとするかな」
ボクら乳酸菌は、いつもみんなに寄り添っているよ。
心とカラダに、安心を届けられるようにね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!