語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2016年07月17日(日)

海でスッキリ!

ボクの宿ぬしは、小学5年生のヤマトくんです。

今日はパパとふたりで、海水浴!
でも、悩みごとがあって、
せっかくの海を楽しめないんだよね。
熱血パパに相談すると、おおごとになりそうだし…、
言い出せないまま、夕方に…。
すると…。

パパ:「バカヤローーーゥ」
突然、海に向かって叫ぶパパ!
恥ずかしいな〜。
いったい、どうしたの?

パパ:「いいか、ヤマト。海にゴミを捨てるのは最低だけど、捨ててもいいものが、ひとつだけあるんだ」
ヤマト:「え?海に捨ててもいいもの?」
パパ:「それは…心の声。ヤマトだって色々あるだろ。言いたいけど言えない、もどかしい想いとかさ。そういう声は、海に向かって吐き出すと、なぜかスッキリするんだよ。海ってすげえぞー」
あは!やっぱり熱血パパ。青春ドラマみたいなアドバイスだね〜。
でも、ヤマトくんが元気ないこと、ちゃんと気づいていてくれたんだぁ…。

さぁ、次はヤマトくんの番。
海に叫ぶか、パパに相談するか!
自分の気持ちと向き合って、一歩前進してほしいな。

おなかの悩みなら、ボクら乳酸菌にも相談してね!
全力でサポートするからさ。

ヤマト:「黙って転校しちゃうなんて、メグちゃんのバカヤロー!」

うふ。じゃあ、また、日曜のお昼に!