ボクの宿ぬしは、37歳。
女手ひとつで小学2年生のタモツくんを育てる、ママさんです。
仕事に家事に毎日大忙しで、今日もクタクタ。
タモツくん:「ただいま〜!!」
今年の夏は、昆虫に夢中のタモツくん。
今日も、手に何かを抱えて、帰ってきたよ。
タモツくん:「ママ、ウチに木の棒なーい?」
木の棒?
タモツくん:「コイツの飼育箱に入れてやるんだ!」
そう言って見せてくれたのは、今日、おじいちゃんに買ってもらったクワガタのオス。
タモツくん:「クワガタは不器用だからさ、ひっくり返ると起き上がれないで、そのまま死んじゃうこともあるんだって!だからさ、飼育箱には木を入れて、起き上がりやすくしてあげるんだって〜。杖みたいなもんだよって、おじいちゃんが教えてくれたよ!」
木の杖かぁ〜。
すると…。
タモツくん:「ママの杖は、ボクだよね!ママが大変な時は、ボクを支えにするといいよ」
あは!タモツくん、生意気言ってる。
でも、ママは嬉しくって、さっきまでの疲れが吹き飛んだよ。
ママにとってタモツくんは、魔法の杖なんだね〜。
ボクら乳酸菌も、ママの元気をサポートする魔法の杖だよ。
毎日、頼ってくれていいからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!