語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2018年05月13日(日)

ママの青春Part2

ボクの宿主は55歳。
この春、娘さんが就職して巣立っていった、美代子さんです。

子育てが一段落したら、やりたいことがいっぱいあったつもりだけど、
いざ、時間ができると、家でゴロゴロしてばっかり。

美代子:「はぁ〜、若い頃はディスコに行ったり、
サーフィンしたり、イケイケだったけど、このトシじゃね〜」

すると…。

男性:「宅配でーす!」

思いがけず届いたのは、娘さんからの荷物。
中を開けると…。

美代子:「えー!母の日のプレゼントぉ?
やだー、もしかして、これ…」

箱の中身は、娘さんが初任給で買った、ピッカピカのダンスシューズ!
昔、ママがディズコ・クイーンだったこと、知っていたのかな?

うふ、美代子さん、ウルウルしちゃうね。

さっそく履いてみると…。

美代子:「ん?やだ〜、足がむくんで入らな〜い」

あは!ゴロゴロしているうちに、太っちゃったかなぁ。

美代子:「よーし。こうなったらダンスでダイエット!
もう一度、青春しちゃおっかなぁ〜」

うふ。その調子!

ボクら乳酸菌は、ママさんの第2の青春も応援するよ。
キレッキレのバブリー・ダンス、見せてほしいなぁ〜。

じゃあ、また、日曜のお昼に!