ボクの宿ぬしは、23歳の男性です。
彼、今年から新社会人。
真新しい名刺には「浜田圭太」の文字。
なんか、自分の名前が、ちょっと偉そう。
部下に厳しいとウワサの西島課長と、早速、挨拶回り。
すると…。
西島課長「浜田、名刺を渡すとき、声が小さいぞ。」
…ああ、早くも、お叱り…。
ランチは、定食屋。
ねえ、おなかはボクらに任せて…、ほら、大盛り!スタミナ定食!
…と、西島課長、スマホを見ながら…、なんだかうれしそう。
…ん、あれ!赤ちゃんの写真!
なんでも、まだ2ヶ月の息子さんとか!
名前は…、え?圭太?!
西島課長「浜田の名前も、『圭太』だろ?
お前がきたとき、他人って感じ、しなかったよ。」
ああ、そうだったんだね…。
西島課長「俺、親になって実感したけど…、
浜田の名前にも、ご両親の気持ち、たくさん詰まってると思う。
だから、自分の名前は、大きな声でな。」
ねえ、西島さんって…、
ホントは、すごく、部下思いなんだね。
ボクら乳酸菌も、キミのおなかの健康を、
やさしく見守っていくよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。