ボクの宿ぬしは、35歳の男性です。
彼、住宅の建築士。
施主さんの意見を聞いて、毎晩毎晩、設計に頭をひねらせ…。
しかも、今回は、初めての現場監督。
何回も打ち合わせを重ねて、設計図も、ようやく完成したけれど…。
棟梁:「監督さん!これ、どうなってんの?」
棟梁:「大工泣かせの設計だな、こりゃ。」
現場では、大工の棟梁から、厳しい言葉…。
でも、引き渡しまでに、なんとか完成させなくちゃね。
…と、ある日。
別件の打ち合わせの後、気になって足を運ぶと、夜の現場には、まだ明かりが…。
棟梁:「おう、どうした?気になったか?」
ああ、棟梁、まだ作業を…。
棟梁:「まったく、厄介な家だよ…」
相変わらず、厳しい一言…、と…。
棟梁:「…でも、監督さん。いい初仕事になりそうじゃんよ。」
え?
棟梁:「いい家だよ。これ。うん!」
棟梁…。
ねえ、コツコツと打ち合わせを重ねてきた設計図。
ちゃんと、報われそうだね。
ボクらも、おなかの健康を、コツコツと積み上げていくよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。