ボクの宿ぬしは、22歳の男性です。
この春から働きはじめたばかりの新社会人。
そして…
彼女と別れたばかりのハートブレイカー。
会社の研修で忙しくて、デートする時間も気力もゼロ。
別れを切り出されても、仕方ないか…。
だから、久しぶりの休日も、朝からゴロゴロ。
すると…。
健一:「マサトー! いるかー!」
やって来たのは、大学時代からの親友、健一くん。
健一:「はい、マサトはキャベツ刻んで! 夕方にはみんな来るから、それまでに餃子200個な!」
200個!?
さては、サークル恒例、男だらけの失恋餃子パーティーをやるつもりだね。
みんな、心配してくれているんだぁ。
健一:「ホラホラ、ボッーとしてるヒマないぞ!」
キャベツに、ニンニクに、ひき肉を捏ねて…と、
2人とも、一心不乱!
健一:「どっちが多く包めるか競争な!」
あは! まるで子ども。
もう失恋なんて忘れたみたい。
友情が、傷ついた心を包んでくれたのかな。
持つべき者は“同じ釜の飯”ならぬ、“同じ皮の餃子”を食べた仲間だね。
餃子で満腹になったら、ボクらの出番。
お腹を優しく包み込んで、健康を見守っていくよ!
じゃあ、また、日曜のお昼に