語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2016年05月01日(日)

ライバルはおサルさん

ボクの宿ぬしは、35歳のパパさんです。
ゴールデンウィーク真っ最中!今日は小学3年生の流星くんと二人、動物園に。
いつもは帰りが遅くて遊んであげられないから、今日は名誉挽回したいんだよね。
ところが…。

流星:「パパー!早く早く!」
パパ:「流星〜待ってくれよ〜!」
ライオン、キリン、ゾウに、ゴリラ…。
迫力ある動物と元気な流星くんに圧倒されて、パパさん早くもお疲れモード。
そこで、今度は静かな屋内施設へ。
すると…。
流星:「パパ、このお猿さん、オスが子育てするんだって!」
えっ?!オスが?半信半疑で解説の看板を見るパパ。
『名前はヨザル。夜行性。お乳はメスが。それ以外の子育ては、抱っこも毛繕いもオスがする“イクメン猿”です』
…だって!
へー、おサルさんもやるもんだね〜。

パパ:「オレも、負けてられないなぁ〜。今日からおサルさんがライバルか!」
おっ!パパ、やる気復活かな。
流星:「大丈夫だよパパ。夜行性ってところは負けてないからさ!」
あは!パパ、流星くんに一本とられたね。
ボクら乳酸菌は、子育て中のパパも応援しているよ!
忙しいパパの健康は、ボクらに任せてね!

じゃあ、また日曜のお昼に!