語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2016年06月12日(日)

不思議がいっぱい

ボクの宿ぬしは、小学4年生のミホちゃんです。
今日はママに連れられて図書館に来たけれど、読みたい本もないし退屈…なんだよね。
しかも…。
ぐぅーーーーー。
あは!おなかの虫!
すると…。

図書館司書:「どうしておなかが鳴るか、知ってる?」
宿主:「え!?」
声をかけてきたのは、図書館司書のお兄さん。

図書館司書:「読みたい本がないのかな?だったら不思議に思うことの答えを、本で探してみるといいよ。実はさ、“不思議”の答えを“いっぱい”集めると、素晴らしいことになるんだ」
素晴らしいこと?
図書館司書:「そ!“不思議に思う”ことを、英語で“Wonder”って言ってね。“いっぱい”は、“full”っていうんだけど、そのふたつを合体させると…“Wonderful”!!“素晴らしい”って言葉になるんだ!不思議がいっぱいでワンダフル!」
へ〜、おもしろいね〜。
でもその例え、小学生にはまだ早いんじゃない?
どう?ミホちゃん。

宿主:「ん……。で、おなかはなんで鳴るの?」
ほらね〜。
ミホちゃん、疑問があったら、まずは自分でその答えを探してみよう!そうすればきっと、世界が広がるよ!

ちなみに、ボクら乳酸菌のことを書いた本も、たくさんあるよ。
是非、読んでもらいたいな。

じゃあ、また、日曜のお昼に!