語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2016年11月20日(日)

からあげ1コ

ボクの宿ぬしは23歳。
社会人1年目のすみれさんです。

朝6時。
入社から半年。仕事にも慣れ、ちょっぴり余裕が出てきたので、今日からお弁当を持っていくことに!
すみれさんは、お父さんと二人家族。
小さい頃は、お父さんがお弁当を作ってくれたけれど、いつも茶色いおかずばっかり。
友だちのお弁当がうらやましくて、泣いて困らせたこともあったよね…。

でも、仕事をするようになって、今ならわかる。
遅く帰った次の日も、早起きしてお弁当づくりなんて…、
お父さん、大変だったよね〜。
だから、これからは…。

宿主:「よし!できた!」
すみれさんが、お父さんの分もお弁当を作るんだ。
メタボが気になるお父さんには、野菜たっぷりカラフル弁当!
今まで「ありがとう」なんて、テレくさくて言えないけれど、特別な日は大好きなカラアゲを1個、おまけしてあげよう!
すみれさんから、お父さんへの感謝の気持ち。
伝わるといいね〜。

もうすぐ勤労感謝の日。
ボクら乳酸菌も、働くみんなをおなかからサポート。
感謝の気持ち、腸まで届けるからね。

じゃあ、また、日曜のお昼に!