ボクの宿ぬしは、二十歳のカナちゃんです。
上京した友だちと地元で働く自分を比べて、最近ちょっぴり焦っています。
宿主:「わたしって、“井の中の蛙”なのかな」
あれれ、だいぶ落ち込んでいるけど、大丈夫?
明日は成人の日だよ。
そして迎えた成人式。
壇上にあがった市長さんの第一声は…
市長:「えー、世の中には“井の中の蛙大海を知らず”ということわざがありますが…」
おっ、タイムリーな話題だね。
市長:「みなさんは、この後に続く言葉を知っていますか?」
えー? そんなの、あるの?
市長:「実は、このことわざには、のちに続きが作られています。“井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る”。広い世界を知らなくても、空にはさまざまな表情があること、つまり、物事の奥深さを知ることができる、という意味です」
宿主:「 へ〜、“されど空の青さを知る”かぁ〜」
あは! カナちゃん、この言葉、響いてるんじゃない?
宿主:「地元に居るからこそ、できることもあるのかな…」
そうそう、カナちゃんには、カナちゃんの人生を楽しんでほしいんだ。
ボクら乳酸菌も、からだの中で、
ボクらにしかできないことをしているよ!
じゃあ、また、日曜のお昼に!