ボクの宿ぬしは、51歳のまさみさんです。
宿主:「おはよう〜。今日の調子はどうかな?」
まさみさんが話しかけているのは、年期の入ったぬか床。
ダンナさんのお義母さんに分けてもらって、毎日、かき混ぜているんだよね。
でも…。
パリパリパリ…
宿主:「うーん。なんか違うんだよな〜」
お義母さんに教えてもらった通り、きちんと手入れをしているつもりだけど、なかなかあの味に近づけないんだよね。
旦那:「いいんじゃないか?ムリに同じ味にしなくても」
と話しかけてきたのは、旦那さん!
旦那:「ぬか床は生きてるっていうしさ。変わっていくのが当たり前なんじゃない?」
宿主:「でも…」
旦那:「それに、結婚して25年だろ。今ではキミの味が、オレの馴染みの味なんだよね。」
うふ!これは最高の褒め言葉だね〜。
味は変わっても、変わらないのは旦那さんを想う気持ち。
お義母さんから受け継いだのは、愛情ってことなのかなぁ。
宿主:「よーし!もっとかき混ぜるぞ〜」
旦那:「う〜ん、コレコレ!このニオイ!」
ボクら乳酸菌も、みんなの健康を守りたい!
その気持ちを受け継いで、毎日活動しているんだ!
この気持ち、伝わるといいなぁ。
じゃあ、また日曜のお昼に!