語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2017年07月02日(日)

同じような日々

ボクの宿ぬしは、44歳。
不動産会社に勤めるサラリーマンです。

ブー…ブー…ブー…
携帯のバイブ音。
毎朝、寝ている奥さんを起こさないように起きて、家を出る彼。
同じ道のり、同じ電車、同じ仕事…。
いつもと変わらない、普通の日。

でも、オフィスで、ふとカレンダーを見ると…。
宿主:「7月2日 あっ、今日は折り返しか」
そうそう。今日は、365日のちょうど真ん中、
折り返しの日だね。
宿主:「もう1年も半分まできたか〜。早いもんだなぁ〜。」
ホント、あっという間だったね。

振り返れば、大きな契約を成立させたり、
お客様から「ありがとう」のお礼を言われたり…
同じような日の中に、いいことがあったね〜。

宿主:「よし!今日は、折り返し記念日!ランチは豪勢にいくか!」
女子社員:「えー!みんなぁ〜、主任がランチごちそうしてくれるって〜!」
宿主:「うおッ!!ひ、ひとり言だったのに…ま、たまにはいいっか!」
あは!同じような日だけど、同じじゃない!
もう半分、まだ半分。
これからどんな半分が待っているのか楽しみだね。

ボクら乳酸菌も、みんなのこれからを応援しているよ。
1年は1日の積み重ね。

じゃあ、また、日曜のお昼に!