語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2012年04月22日(日)

緑のカーテン

ボクの宿ぬしは、7歳の男の子、たかしくん。
今日は、お父さん、お母さんのお手伝い。
軒先に、アサガオの一種「ノアサガオ」の植え付けです。

ネットを張っておけば、ツルが絡んで、やがては一面「緑のカーテン」に!
日差しも和らぐし、涼しい風も入ってきそう…。夏には、節電になるね。

しかも、ノアサガオって、夕方まで咲き続けて、
初夏から秋まで楽しめるんだって。
あ、ねえ、毎日の水やりは、朝、お父さんとやろうよ。
早起きは、健康への第一歩!ね、朝寝坊のお父さん。

よし、ネット張りも、これでバッチリ!
ホースを手に、たかしくんが仕上げの水まき。

はやく大きくなってね〜! すると…。
あ!見て見て! ミドリ…じゃなくて、七色のカーテン!
キレイな虹に、みんなで大はしゃぎ。
たっぷりの水で、立派な緑になりますように。

小さなことでも、できることってあるね。
ボクら小さな乳酸菌も、日々、おなかの元気を育てるからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に。