語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2012年09月09日(日)

夏休み明けの部活

ボクの宿ぬしは、14歳の男子です。
中学校のグラウンド。
夏休みも明け、彼、中学のテニス部で走り込み…。

先生:「はい、もう一周!30秒切らなかったら、罰ゲームが待ってるぞ!覚悟しとけ〜!」
ええ〜!30秒なんて、ムリだよ!先生!

グラウンドを走る足音。
…やっぱり、もうダメ! みんなも次々、タイムオーバー。

すると、先生…。
先生「よーし、じゃあ、みんな罰ゲーム!ついて来い!」
…まさか、筋トレ? 勘弁してよ…。

と、思ったら…。見て!
先生、ジャージ脱いで、水着姿に!
先生「ほら!みんなも続きなさーい!」

目の前には、真っ青なプール!
やったぁ!先生、分かってるじゃん!
みんな、プールに飛び込む。

…まだ、夏は残っているね。
ボクら乳酸菌の、健康への思いも、一年中、夏に負けないくらいアツいけどね。
じゃあ、また、日曜のお昼に。