語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2013年06月09日(日)

空の下のスイーツ

ボクの宿ぬしは、20歳の女性です。
今日は、大学のサークル仲間と、バーベキュー。

お肉、タマネギ、ホタテに、焼きそば…。
空の下、みんなでジュウジュウしていると、おいしさも10…イヤ、100倍!
ボクら乳酸菌も、働きがいがあるよ!

でも、ひと通り食べ終わると…。
宿主:「ああ!スイーツ欲しい!」
…うん!女子の別腹も、満たしたいよね!
…と、焼き係のアキラくんが…。

アキラ:「じゃあ、これ焼こうか!」
…と、持ち出したのは…。
宿主:「ええ?!マシュマロ?!」
串にさして、こんがりと焼き色が付くまであぶると…。
できた!焼きマシュマロ!

でも、アキラくん、甘いもの苦手だったんじゃ…?
よくぞこんなスイーツを…。
アキラ:「うん、いやぁ…、彼女がこれ、好きで…」
ええ〜!いつのまに彼女が?!
アキラくん、珍しくノロケ話…。
う〜ん、甘くてトロケそう。

空の下のスイーツ…。
なんだか、こころまでおなかいっぱい!
ボクらも、健康という幸せで、
キミのおなかを満たしていくよ。

じゃあ、また、
日曜のお昼に。