語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2014年02月16日(日)

ジャンプ!

ボクの宿ぬしは、22歳の女性です。
彼女、大学の友達、美絵ちゃんとスノボへ。
来月、卒業を迎える、ふたり。
このスノボは、思いっきり楽しむんだよね!

美絵ちゃん:「ねえ、ワンメイク、チャレンジしてみようよ!」
宿主:「えぇっ!ジャンプ?しちゃう?!」
美絵ちゃん:「ワンエイティー、決めちゃうかも!」
宿主:「無理無理〜!」

ちょっと〜!大丈夫?
ふたりとも、オリンピックのスノボを観て、火がついたらしいけど…。
宿主:「きゃぁ!」
ああ!やっぱり!
…ふたりして尻モチ!

そういえば、この4年間…。
ホームステイをして、言葉の壁に悩んだり…。
サークルで、初めてフルマラソンに参加して、ボロボロになってゴールしたり…。
…いろんなことにチャンレジしたね。
社会に出ても、きっと、失敗すること、たくさんあると思うけど…。

美絵ちゃん:「ねえねえ、空、見て!」
宿主:「うわぁ、キレイ…」

転んだから、見えるものもある…。
そんなことも、学べたんだよね。
これからは、別々の道だけど…。
たまにはこうして、笑い合おうね。

ボクらも、キミの挑戦と、おなかを見守って、ずっとずっと、一緒にいるからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に。