ボクの宿ぬしは、37歳の男性です。
彼、家族で、お彼岸のお墓参り。
パンパン!
5歳の息子、優人くんも、ちゃんと手を合わせられたね。
帰りに、みんなで実家に立ち寄ると…
出てきたのは、手作りのぼたもち。
優人くん:「わぁ、おばあちゃん、いただきま〜す!」
パパのお母さんのぼたもちに、優人くんも大喜び!
宿主:「そういえば、パパが子どもの頃は、パパのおばあちゃんが作ってくれたなぁ…」
おかわりすると、よく微笑んでいた、おばあちゃん。
あの味がきっかけで、パパ、今でも、ぼたもちが大好きなんだよね。
すると…。
優人くん:「ねえ!もうひとつ、おかわり!」
あれれ?優人くんも?!
でも、たしかに…。
パパのお母さんのぼたもち、パパのおばあちゃんのと、同じ味だね。
ねえ、見て。
優人君に微笑みかける顔も、あの頃の、おばあちゃんみたい。
代々続く、ぼたもち。
続いていく、家族。
ボクらも、ずっとずっと、家族のおなかを、見守っていくよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。