ボクの宿ぬしは、9歳の男の子です。
休日の今日は、パパと二人でドライブ。
でも、水泳大会で、ライバルの滝沢くんに負けてから、元気がないんだよね。
場内アナウンス:「自由形優勝は、滝沢聡くん」
パパ:「おい、公介! なにボーッとしてんだよ。着いたぞ。」
やって来たのは、鯉のぼりの川渡しが見られる川辺。
公介:「スゴイ、鯉のぼりの大群だー!」
青空の下、川幅いっぱいに広がって、スイスイ泳ぐ鯉のぼり。
雄大な眺めだね〜。
ところが…。
公介:「あぁ〜。ボクもあんな風に泳げたらなぁ。」
あれ? 公介くん、またうつむいてる。
すると…。
パパ:「公介、知ってるか?鯉は滝を登ったら、竜になるって伝説があるんだ。」
えっ? そーなの?
パパ:「夢みたいな話だけど、滝を登れる根性があるなら、もしかしてってこともあるもんな。」
そうそう! 大切なのは気持ちだよ。
帰りの車の中、公介くん、突然…。
公介:「ねぇパパ、明日の休みはさ、スイミングスクールに送ってくれる?練習したい気分なんだ!」
あは! 鯉のぼりに込めたパパの願いが届いたんだね。
さっきまでの顔が、前を向いてる!
ボクら乳酸菌も常に前向き!
おなかの中をスイスイ泳いで、健康を見守っていくからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に。