ボクの宿ぬしは71歳の女性。
明日は孫のすみれちゃんの結婚式。
でも、おばあちゃんはちょっぴり心配。
幼い頃から親に叱られると、この部屋に逃げ込んでいたすみれちゃん。
しきたりの厳しい嫁ぎ先でひとり、きちんとやっていけるかな…。
すると。
すみれちゃん:「おばあちゃん、ちょっといい?」
あれ?すみれちゃん。
すみれちゃん:「タンタカタンタ、タラララタンタンタン〜♪」
おばあちゃんへ、花束贈呈〜。
え?すみれの花…。
すみれちゃん:「披露宴では、両親に花束贈呈でしょ!でも、どうしても、おばあちゃんにお礼がいいたくて…。一日早いけど、これ。」
あぁ、すみれちゃん!
すみれちゃん:「おばあちゃん、これまで、本当にありがとね。そして…、これからもよろしくね!」
えっ?これから?
すみれちゃん:「だって、結婚しても、わたしの隠れ家はここだけだもん!」
あぁ、そうだよね。
イザという時は、隠れ家で、話なら、いくらでも聞いてあげられるね。
でもすみれちゃん、安心して。
すみれの花言葉は“小さな幸せ”。
こんなにやさしいんだもの、嫁ぎ先でもきっと幸せになれるからね。
おなかの中もみんなの隠れ家。
ボクら乳酸菌が小さな幸せを陰ながら応援していくよ。
じゃぁ、また、日曜のお昼に。