──興行収入、動員数大ヒットの映画「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」

有村:非常に多面的、重層的に楽しめる作品だと思いました。前作をご覧になっていない人は、ぜひ前作をご覧になっていただいて、今回、過去に戻る作品なんですね。マッドハッターという、ジョニーデップ演じる帽子職人が、家族がなかなか帰ってこない、それを救うためにアリスが過去に戻るというお話なんですけど。
例えば、赤の女王と白の女王が、幼少期にある秘密を抱えていたりとか、なぜ、赤の女王の頭が大きくなっているのか、などなど。前回では解き明かされなかったものが、重層的に上手くちりばめられているといった意味では、サンプリングした、リミックスしたような作品だったなと思いました。

松崎:不思議の国のアリスって、もともとアニメと漫画があったじゃないですか。彼女は、”もしかしたら、夢の中の出来事じゃないかな”っていう風に描いてますよね。前作の「アリス・イン・ワンダーランド」の中でも「これは私の夢の中の出来事」みたいな台詞が何度も出てきたんですけど。
今回は、夢の部分って、あんまりない気がしないですか?一番頭のシーンは、海賊と戦うシーンがあって。それこそが妄想なんじゃないかと、”これ夢かもしれないですよ”っていう要素をちりばめられているのがあって。
こないだ、3Dで見直してきたときに気が付いたことがあって、画面が大きいと見えたものがあったんですね。アリスが着ている服、中国からの帰りなので、中国風の服を着てますよね。その胸のあたりに、ある模様があるんですよ。それって”なんでかな?”と思ったときに、夢分析とかあるじゃないですか?
アリスの着ている服には、青い蝶々の絵が書いてあるんですよ。そのこと自体を彼女が、中国からもらった服の中のイメージが、夢の中に出てきたんじゃないかなっていう風にも考えられる要素を入れてて。
まさにこの夢分析の中で、蝶々っていうのは成長という意味があるので、この話のテーマに合いますよね。そういうものも実は、細かい衣装の中にも込めたりしていて。
説明はしないんですけど、そういう解釈も成り立つように作っているところも、すごく良く出来てるなと思いました。

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